外転神経麻痺に対する治療で誤っているのはどれか。…

午後 第63問

外転神経麻痺に対する治療で誤っているのはどれか。

正答 (2)
正答は (2)。外転神経麻痺に対する治療で誤っているのは原田-伊藤法です。 原田-伊藤法は、上斜筋の腱の前方の線維を前方・外側へ移して、上斜筋の内方回旋の作用を強める手術です。上斜筋麻痺などの外方回旋偏位を直すのが目的で、外転神経麻痺の治療ではありません。 【ほかの選択肢】 (1) Jensen 法 正しい 上直筋・下直筋と外直筋をそれぞれ縦に半分に分け、上直筋の耳側の半分と外直筋の上の半分、下直筋の耳側の半分と外直筋の下の半分を結び付けて、外転の力を補う筋移動術です(付着部は動かしません)。
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(3) 外直筋前転術 正しい 弱った外直筋の付着部を前へ移して(短縮と組み合わせることが多い)、外転の力を強めます。 (4) 内直筋後転術 正しい 拮抗筋の内直筋を弱めて、内斜視を減らします。 (5) Hummelsheim 法 正しい 上直筋・下直筋の耳側の半分を外直筋の付着部の近くへ移し、外転の力を補う筋移動術です。 【関連】 麻痺の回復を待つ間は、プリズムや健眼遮閉で複視に対応し、ボツリヌス毒素を内直筋に注射して拘縮を防ぐこともあります。

出典:2024年(令和6年) 視能訓練士国家試験 問63(厚生労働省 公表)出典元ページ

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