術後に眼球運動障害をきたすのはどれか。…

午前 第56問

術後に眼球運動障害をきたすのはどれか。

正答 (1)
正答は (1)。術後に眼球運動障害をきたすのは Faden 手術です。 Faden 手術(後部縫着術)は、筋を付着部より後ろの強膜に縫い付けて、その筋の作用方向を見たときの筋の働きだけを弱める手術です。正面の眼位はあまり変えずに、作用方向での動きをわざと制限するので、術後はその方向への眼球運動が弱くなります。交代性上斜位や眼振阻止症候群、非共同性の斜視などに使われます。 【ほかの選択肢】 (2) 外直筋後転 8 mm 誤り (3) 下直筋後転 7 mm 誤り (4) 上直筋後転 6 mm 誤り
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(5) 内直筋後転 5 mm 誤り いずれも斜視の手術で用いられる範囲の後転量とされ、眼位の矯正を目的とする手術です。Faden 手術のように、眼球運動を制限すること自体を目的とするものではありません。 【補足】 後転量が多すぎると、その筋の作用方向への運動が弱くなるため、筋ごとに後転量の上限の目安が決められています。

出典:2024年(令和6年) 視能訓練士国家試験 問56(厚生労働省 公表)出典元ページ

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