38 歳の女性。眼瞼腫脹を主訴に来院し、甲状腺眼症と診断された。正面視と下方視の写真(別冊No. 7)を別に示す。この徴…

午前 第68問

38 歳の女性。眼瞼腫脹を主訴に来院し、甲状腺眼症と診断された。正面視と下方視の写真(別冊No. 7)を別に示す。この徴候はどれか。

視能訓練士 2024年(令和6年) 第68問の写真
正答 (2)
正答は (2)。この徴候は Graefe 徴候です。 別冊の写真では、下方視のとき、上眼瞼が眼球の下転についていかず高い位置に残り、角膜の上の強膜(白目)が見える状態と読めます。下方視で上眼瞼の下降が遅れるこの所見が Graefe 徴候(眼瞼遅滞、lid lag)で、甲状腺眼症の代表的な徴候です。 【ほかの選択肢】 (1) Gifford 徴候 誤り 上眼瞼を翻転しにくい所見です。 (3) Möbius 徴候 誤り 輻湊が弱い所見です。 (4) Seidel 誤り 甲状腺眼症の徴候ではありません。Seidel 試験は、フルオレセインで角膜や手術創からの房水の漏れを調べる検査です。
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(5) Stellwag 徴候 誤り まばたきが少ない所見です。 【甲状腺眼症の眼瞼の所見】 Dalrymple 徴候 … 上眼瞼の後退で、正面視で角膜の上の強膜が見える Graefe 徴候 … 下方視で上眼瞼の下降が遅れる 上眼瞼の後退は甲状腺眼症で最も多い所見の一つです。

出典:2024年(令和6年) 視能訓練士国家試験 問68(厚生労働省 公表)出典元ページ

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