眼内に入射する光線の軌跡と、瞳孔中心からの距離と相対視感度の関係(別冊No. 1)を別に示す。この図から読み取れるのはど…

午後 第12問

眼内に入射する光線の軌跡と、瞳孔中心からの距離と相対視感度の関係(別冊No. 1)を別に示す。この図から読み取れるのはどれか。

視能訓練士 2024年(令和6年) 第12問の図
正答 (5)
正答は (5)。図から読み取れるのは Stiles-Crawford 効果です。 左の図は、瞳孔の中心と周辺から入った光が網膜の同じ点に届く様子、右の図は光の入る位置と相対視感度の関係です。瞳孔の中心(0 mm)から入る光の相対視感度が 1.0 でいちばん高く、中心から離れるほど下がり、±4 mm では約 0.2 に落ちています。同じ明るさの光でも、瞳孔の中心から入る光のほうが明るく感じられるこの現象が Stiles-Crawford 効果(第1種)です。錐体の視細胞が瞳孔の中心の方向を向いていて、斜めに入る光を受け取りにくいためと考えられています。
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【ほかの選択肢】 (1) 学習効果 誤り 検査を繰り返すと結果がよくなる現象で、視野検査などで問題になります。 (2) プラセボ効果 誤り 有効成分の無いものでも効いたと感じる現象です。 (3) プリズム効果 誤り レンズの光学中心からずれた位置で光が曲がる作用で、感度の変化ではありません。 (4) Purkinje 移動 誤り 明所視から暗所視に移ると、最大の感度の波長が約 555 nm から約 507 nm へ移る現象で、瞳孔の位置とは関係しません。 【関連】 Stiles-Crawford 効果は錐体で強く、杆体ではほとんど見られません。瞳孔が大きいときに周辺の光による収差の影響を減らす働きがあるとされます。

出典:2024年(令和6年) 視能訓練士国家試験 問12(厚生労働省 公表)出典元ページ

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