17 歳の男子。中学校入学時から複視を時々自覚していたが放置していた。最近、常に自覚するようになったため来院した。20Δ…

午後 第75問

17 歳の男子。中学校入学時から複視を時々自覚していたが放置していた。最近、常に自覚するようになったため来院した。20Δの共同性の外斜視があり、プリズム中和を行い複視は消失した。この患者に行うべき手術はどれか。

正答 (3)
正答は (3)。外直筋後転術です。 20Δ の共同性の外斜視で、プリズムで中和すると複視が消えるので、両眼視の機能が保たれた外斜視(間欠性外斜視が恒常性に移ったものなど)と考えられます。水平の共同性の外斜視の手術は、外直筋を後ろへずらして作用を弱める外直筋後転術(両眼)か、外直筋後転と内直筋短縮を組み合わせる術式(前後転術)が基本です。 【ほかの選択肢】 (1) Jensen 法  上下直筋と外直筋の筋腹を割いて結び合わせる移動術で、外転神経麻痺に用いる 誤り (2) 原田-伊藤法  上斜筋腱の前方部分を前外方へ移して内方回旋の作用を強める術式で、外方回旋偏位(両側上斜筋麻痺など)に用いる 誤り
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(4) 下斜筋後転術  下斜筋過動(上斜筋麻痺・V 型斜視など)に用いる 誤り (5) 下直筋鼻側移動術  上下直筋の付着部を水平にずらす術式で、A-V 型斜視などの上下方向での斜視角の違いの調整に用いる 誤り

出典:2025年(令和7年) 視能訓練士国家試験 問75(厚生労働省 公表)出典元ページ

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