旋回率(ω)を求める式で正しいものはどれか。ただし速度をV、バンク角をθ、重力加速度をG、旋回半径をr、円周率をπとする…

航空工学 第1問

旋回率(ω)を求める式で正しいものはどれか。ただし速度をV、バンク角をθ、重力加速度をG、旋回半径をr、円周率をπとする。

定期運送用操縦士(飛行機) 令和4年5月期 第1問の選択肢の図
正答 (4)
正答は (4)。ω=G tanθ/V(rad/s)が正しい式です。 【式の導き方】 バンク角θで釣り合った定常旋回では、揚力Lの鉛直成分が重量Wと、水平成分が遠心力と釣り合います。 L cosθ=W L sinθ=(W/G)×V²/r 2式を割ると tanθ=V²/(G r) 旋回半径 r=V²/(G tanθ) 旋回率は、速度を旋回半径で割ったものなので、 ω=V/r=V×G tanθ/V²=G tanθ/V(rad/s) 【ほかの選択肢】 (1) 2πV/(G tanθ)は、2πr/V(1回転=360°の旋回に要する時間、単位は秒)を表す式です 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) V²/(G tanθ)は旋回半径rの式です 誤り (3) V²/(G r)は tanθ に等しく、次元のない量です 誤り 【式から分かること】 同じバンク角なら、速度が大きいほど旋回率は小さく、旋回半径は速度の2乗に比例して大きくなります。速い飛行機ほど同じ角度だけ旋回するのに広い空間と長い時間が要ります。

出典:令和4年5月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問1(国土交通省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

この問題はほかの試験・回でも出ています

「航空工学」のほかの問題

  1. 令和元年11月期 第11問油圧アキュムレータの説明(a)~(d)で正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から
  2. 令和2年9月期 第4問耐空類別が飛行機輸送Tにおける VMCG(地上における最小操縦速度)に関する説明で、下線
  3. 令和3年5月期 第2問高速飛行に伴う現象(a)~(d)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選
  4. 令和3年11月期 第19問Mode S Transponderのみが有する機能の説明で正しいものはどれか。
  5. 令和5年5月期 第20問総重量115,000lbs、重心位置が基準線後方470inchにある飛行機で、前方貨物室
  6. 令和元年5月期 第4問エルロン・リバーサルに関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク