循環器用薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
主な医薬品とその作用 第85問
循環器用薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)ユビデカレノンは、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分である。
- (2)ユビデカレノンを含んだ循環器用薬は、小児用から大人用まで製品がある。
- (3)ヘプロニカートは、ビタミンEと組み合わせて用いられる場合が多い。
- (4)ルチンは、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して使用されている。
正答 (2)
正答は (2)。誤っているのはこれです。
【(2) 誤り ―― 15歳未満の小児向けの製品はありません】
小児において心疾患による動悸、息切れ、むくみの症状があるような場合には、医師の診療を受けることが優先されるべきであり、ユビデカレノンについて15歳未満の小児向けの製品はありません。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。ユビデカレノンは、肝臓や心臓などの臓器に多く存在し、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分で、摂取された栄養素からエネルギーが産生される際にビタミンB群とともに働きます。別名コエンザイムQ10です。心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることにより、軽度な心疾患で日常生活の身体活動を少し越えたときに起こる動悸、息切れ、むくみの症状に用いられます。
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(3) 正しい。ヘプロニカートやイノシトールヘキサニコチネートは、ニコチン酸が遊離し、その働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示すとされ、ビタミンEと組み合わせて用いられる場合が多いです。
(4) 正しい。ルチンはビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられます。
【関連】
ユビデカレノンを2週間位使用して症状の改善がみられない場合には、心臓以外の病気が原因である可能性も考えられ、漫然と使用を継続することは適当でありません。
出典:登録販売者試験 令和3年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ
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