妊婦又は妊娠していると思われる女性の医薬品使用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
医薬品に共通する特性と基本的な知識 第12問
妊婦又は妊娠していると思われる女性の医薬品使用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)妊婦が一般用医薬品を使用する場合は、妊婦の状態を通じて胎児に影響を及ぼすことがないよう配慮する必要がある。
- (2)胎盤には、胎児の血液と母体の血液とが混ざらない仕組みとして、血液脳関門がある。
- (3)妊婦が一般用医薬品を使用した場合における安全性に関する評価は困難である。
- (4)便秘薬のように、配合成分やその用量によっては流産や早産を誘発するおそれがあるものがある。
正答 (2)
正答は (2)。誤っているのはこれです。
【(2) 誤り ―― 胎盤にあるのは「血液-胎盤関門」】
胎児は、誕生するまでの間、母体との間に存在する胎盤を通じて栄養分を受け取っています。胎盤には、胎児の血液と母体の血液とが混ざらない仕組み(血液-胎盤関門)があります。血液脳関門は、脳の血管にある、血液中から脳の組織へ移行できる物質を制限する仕組みで、胎盤の仕組みではありません。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。妊婦は体の変調や不調を起こしやすいため、一般用医薬品を使用する場合は、妊婦の状態を通じて胎児に影響を及ぼすことがないよう配慮する必要があります。
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(3) 正しい。妊婦が一般用医薬品を使用した場合における安全性に関する評価は困難であるため、妊婦の使用については「相談すること」としているものが多くあります。
(4) 正しい。便秘薬のように、配合成分やその用量によっては流産や早産を誘発するおそれがあるものがあります。例えばヒマシ油類では、腸の急激な動きに刺激されて流産・早産を誘発するおそれがあるとされています。
【関連】
医薬品の成分が血液-胎盤関門によってどの程度胎児へ移行するかは、未解明のことも多いとされています。
出典:登録販売者試験 令和4年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ
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最終更新日
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