一般用医薬品の添付文書における使用上の注意の記載に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
医薬品の適正使用と安全対策 第119問
一般用医薬品の添付文書における使用上の注意の記載に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)メチルエフェドリン塩酸塩が配合された医薬品は、心臓に負担をかけ、心臓病を悪化させるおそれがあるため「心臓病の診断を受けた人」は「相談すること」とされている。
- (2)マオウが配合された医薬品は、肝臓でグリコーゲンを分解して血糖値を上昇させる作用があり、糖尿病の症状を悪化させるおそれがあるため、「糖尿病の診断を受けた人」は「相談すること」とされている。
- (3)ジフェンヒドラミン塩酸塩が配合された医薬品は、生じた血栓が分解されにくくなるため、「血栓のある人(脳血栓、心筋梗塞、血栓静脈炎等)」、「血栓症を起こすおそれのある人」は「相談すること」とされている。
- (4)スクラルファートが配合された医薬品は、過剰のアルミニウムイオンが体内に貯留し、アルミニウム脳症、アルミニウム骨症を生じるおそれがあるため、「腎臓病の診断を受けた人」は「相談すること」とされている。
正答 (3)
正答は (3)。誤っているのはこれです。
【(3) 誤り ―― 血栓の項はトラネキサム酸、セトラキサート塩酸塩】
「血栓のある人(脳血栓、心筋梗塞、血栓静脈炎等)」「血栓症を起こすおそれのある人」が「相談すること」とされるのは、トラネキサム酸(内服)、セトラキサート塩酸塩です。理由は、生じた血栓が分解されにくくなるためです。ジフェンヒドラミン塩酸塩の注意ではありません。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。メチルエフェドリン塩酸塩などのアドレナリン作動成分やマオウは、心臓に負担をかけ、心臓病を悪化させるおそれがあるため、「心臓病の診断を受けた人」は「相談すること」とされています。
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(2) 正しい。アドレナリン作動成分やマオウは、肝臓でグリコーゲンを分解して血糖値を上昇させる作用があり、糖尿病の症状を悪化させるおそれがあるため、「糖尿病の診断を受けた人」は「相談すること」とされています。
(4) 正しい。スクラルファートなどのアルミニウムを含む成分が配合された胃腸薬・胃腸鎮痛鎮痙薬は、過剰のアルミニウムイオンが体内に貯留し、アルミニウム脳症、アルミニウム骨症を生じるおそれがあるため、「腎臓病の診断を受けた人」は「相談すること」とされています。
【関連】
ジフェンヒドラミン塩酸塩は、「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」(乳児に昏睡を起こすおそれ)、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」などの対象です。
出典:登録販売者試験 令和5年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ
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