眠気を防ぐ薬(眠気防止薬)とその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第65問

眠気を防ぐ薬(眠気防止薬)とその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 眠気防止薬には、眠気を抑える成分として、チアミン塩化物塩酸塩が配合されている場合がある。b カフェインは、腎臓におけるナトリウムイオンの再吸収促進作用があり、尿量の減少をもたらす。c かぜ薬やアレルギー用薬を使用したことによる眠気を抑えるために、眠気防止薬を使用するのは適切ではない。

正答 (3)
正答は (3)。a 誤、b 誤、c 正 です。 【(a)誤り ―― チアミンは眠気を抑える成分ではない】 眠気防止薬の主な有効成分はカフェインです。ビタミンB1(チアミン硝化物、チアミン塩化物塩酸塩等)は、眠気を抑える成分ではなく、眠気による倦怠感を和らげる補助成分として配合されている場合があります。 【(b)誤り ―― 再吸収「抑制」で尿量「増加」】 カフェインの眠気防止に関連しない作用として、腎臓におけるナトリウムイオン(同時に水分)の再吸収抑制があり、尿量の増加(利尿)をもたらします。選択肢は「促進」「減少」と2か所が逆になっています。
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【(c)正しい】 かぜ薬やアレルギー用薬などを使用したことによる眠気を抑えるために眠気防止薬を使用するのは適切ではありません。眠気が生じると不都合なときには、眠気を催す成分を含まない医薬品を選ぶべきです。また、それらの医薬品にはカフェインが含まれている場合が多いため、重複摂取を避ける観点からも併用を避ける必要があります。 【関連】 眠気防止薬におけるカフェインの上限は、1回200mg、1日500mg です。眠気防止薬は一時的に精神的な集中を必要とするときに用いるもので、疲労を解消したり、睡眠が不要になったりするものではありません。

出典:登録販売者試験 令和6年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

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