腸の薬の配合成分とその作用との関係の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第84問

腸の薬の配合成分とその作用との関係の正誤について、正しい組合せはどれか。配合成分 作用a ビサコジル - 瀉下b ベルベリン塩化物 - 瀉下c ヒマシ油 - 止瀉d タンニン酸アルブミン - 止瀉

正答 (1)
正答は (1)。a 正、b 誤、c 誤、d 正 です。 【(a)正しい ―― ビサコジルは瀉下】 ビサコジルは大腸刺激性瀉下成分で、大腸のうち特に結腸や直腸の粘膜を刺激して排便を促すと考えられています。 【(b)誤り ―― ベルベリン塩化物は止瀉(腸内殺菌)】 ベルベリン塩化物は、生薬のオウバクやオウレンの中に存在する物質のひとつで、抗菌作用のほか、抗炎症作用も併せ持つとされ、細菌感染による下痢の症状を鎮めることを目的として用いられます。瀉下成分ではありません。 【(c)誤り ―― ヒマシ油は瀉下】
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ヒマシ油は小腸刺激性瀉下成分です。小腸でリパーゼの働きによって生じる分解物が小腸を刺激することで瀉下作用をもたらすと考えられています。急激で強い瀉下作用(峻下作用)を示します。 【(d)正しい ―― タンニン酸アルブミンは止瀉(収斂)】 タンニン酸アルブミンは、腸粘膜のタンパク質と結合して不溶性の膜を形成し、腸粘膜をひきしめる(収斂)ことにより、腸粘膜を保護する収斂成分です。タンニン酸アルブミンに含まれるアルブミンは牛乳に含まれるタンパク質(カゼイン)から精製された成分であるため、牛乳にアレルギーがある人では使用を避けます。

出典:登録販売者試験 令和6年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

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