胃腸鎮痛鎮痙薬とその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第85問

胃腸鎮痛鎮痙薬とその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 下痢に伴う腹痛については、基本的に下痢への対処が優先され、胃腸鎮痛鎮痙薬の適用となる症状でない。b オキセサゼインは、局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える作用があるとされ、妊娠中や小児における安全性も確立されている。c パパベリン塩酸塩は、消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用を示すとされる。

正答 (2)
正答は (2)。a 正、b 誤、c 正 です。 【(a)正しい】 下痢に伴う腹痛については、基本的に下痢への対処が優先され、胃腸鎮痛鎮痙薬の適用となる症状ではありません。 【(b)誤り ―― 安全性は確立されていない】 オキセサゼインは、局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える作用もあるとされ、胃腸鎮痛鎮痙薬と制酸薬の両方の目的で使用されます。ここまでは正しいのですが、妊娠中や小児における安全性は確立されておらず、妊婦又は妊娠していると思われる女性、15歳未満の小児では使用を避けることとされています。
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【(c)正しい】 パパベリン塩酸塩は、消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用を示すとされます。抗コリン成分と異なり、胃液分泌を抑える作用は見出されません。自律神経系を介した作用ではありませんが、眼圧を上昇させる作用を示すことが知られており、緑内障の診断を受けた人は使用前に医師等へ相談します。 【関連】 腹部の痛みは必ずしも胃腸に生じたものとは限らず、月経困難症、胆嚢炎、胆管炎、胆石症、急性膵炎などのように胃腸以外の臓器に起因する場合があり、これらに胃腸鎮痛鎮痙薬を使用することは適当ではありません。

出典:登録販売者試験 令和6年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

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