次の記述は、医薬品医療機器等法第1条の条文である。( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。…

薬事に関する法規と制度 第1問

次の記述は、医薬品医療機器等法第1条の条文である。( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。第一条 この法律は、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び( a )(以下「医薬品等」という。)の品質、有効性及び安全性の確保並びにこれらの使用による保健衛生上の危害の発生及び拡大の防止のために必要な規制を行うとともに、( b )の規制に関する措置を講ずるほか、医療上特にその必要性が高い医薬品、医療機器及び( a )の研究開発の促進のために必要な措置を講ずることにより、( c )を図ることを目的とする。

正答 (1)
正答は (1)。 医薬品医療機器等法第1条(目的)の穴埋めです。今回は(a)が2か所に出てくる構造になっていますので、両方に当てはまる語を選ぶ必要があります。 【(a)は「再生医療等製品」】 条文の冒頭は「医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び再生医療等製品(以下「医薬品等」という。)」です。 法律が規制の対象として掲げるこの5つの区分は、そのまま覚えてください。医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、再生医療等製品です。 生物由来製品は、この5区分と並ぶものではありません。生物由来製品とは、人その他の生物(植物を除く)に由来するものを原料または材料として製造される医薬品、医薬部外品、化粧品または医療機器のうち、保健衛生上特別の注意を要するものとして厚生労働大臣が指定するものです。つまり、既存の区分の中から特別に指定されるものであって、独立した区分ではありません。
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さらに、条文の後半は「医療上特にその必要性が高い医薬品、医療機器及び( a )の研究開発の促進」と続きます。ここにも再生医療等製品が入ります。研究開発の促進の対象は、医薬品、医療機器、再生医療等製品の3つで、医薬部外品と化粧品は含まれない点に注意してください。 【(b)は「指定薬物」】 「指定薬物の規制に関する措置を講ずる」です。 覚醒剤は、医薬品医療機器等法ではなく覚醒剤取締法が扱います。同じく麻薬は麻薬及び向精神薬取締法、大麻は大麻取締法です。これらはいずれも別の法律ですので、第1条には登場しません。 指定薬物は、いわゆる危険ドラッグを規制するために医薬品医療機器等法が設けた区分です。中枢神経系の興奮もしくは抑制または幻覚の作用を有する蓋然性が高く、かつ、人の身体に使用された場合に保健衛生上の危害が発生するおそれがある物として厚生労働大臣が指定します。 指定薬物は、疾病の診断、治療または予防の用途、および人の身体の構造または機能に影響を及ぼす用途以外の用途に供するために、製造、輸入、販売、授与、所持、購入、譲り受け、使用することが禁止されています。 【(c)は「保健衛生の向上」】 締めくくりは「保健衛生の向上を図ることを目的とする」です。「持続可能な医療制度の構築」は条文にありません。 【条文の骨格】 医薬品等の品質、有効性及び安全性の確保 保健衛生上の危害の発生及び拡大の防止 指定薬物の規制に関する措置 必要性が高い医薬品等の研究開発の促進もって保健衛生の向上を図る この5段で頭に入れておけば、どこが穴になっても対応できます。

出典:登録販売者試験 令和7年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

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