薬局及び薬剤師不在時間等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

薬事に関する法規と制度 第11問

薬局及び薬剤師不在時間等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 薬局では、医療用医薬品の他、要指導医薬品及び一般用医薬品を取り扱うことができる。また、一般用医薬品のうち、第二類医薬品又は第三類医薬品に分類されたものの販売等に関しては、薬剤師のほかに、登録販売者が購入者等への情報提供や相談対応を行うこともできる。b 薬剤師不在時間とは、開店時間のうち、当該薬局において調剤に従事する薬剤師が当該薬局以外の場所においてその業務を行うため、やむを得ず、かつ、一時的に当該薬局において薬剤師が不在となる時間をいう。c 薬局開設者は、自らその薬局を実地に管理しない場合には、その薬局で薬事に関する実務に従事する登録販売者から管理者を指定して実地に管理させることができる。d 薬局で医薬品の販売に従事する登録販売者は、薬剤師不在時間内に限り、第一類医薬品を販売できる。

正答 (1)
正答は (1)。c と d が誤りです。 【(a)正しい ―― 薬局は全区分を扱える】 薬局では医療用医薬品、要指導医薬品、一般用医薬品のいずれも取り扱えます。そして第二類医薬品・第三類医薬品については、薬剤師のほか登録販売者も情報提供や相談対応を行えます。 薬局にいるのは薬剤師だけ、というイメージがありますが、法律上は薬局でも登録販売者が第二類・第三類を担当できます。 【(b)正しい ―― 薬剤師不在時間の定義】 薬剤師不在時間とは、開店時間のうち、調剤に従事する薬剤師が当該薬局以外の場所でその業務を行うため、やむを得ず、かつ、一時的に薬剤師が不在となる時間をいいます。
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想定されているのは、在宅対応や学校薬剤師の業務で一時的に出かける場合です。あらかじめ想定される定期的な不在(例えば毎週決まった曜日に薬剤師がいない)は、ここでいう薬剤師不在時間には当たりません。「やむを得ず、かつ、一時的に」という限定を落とさないでください。 なお、薬剤師不在時間内は調剤室を閉鎖し、要指導医薬品・第一類医薬品を陳列している場所も閉鎖しなければなりません。 【(c)が誤り ―― 薬局の管理者は薬剤師】 薬局開設者が自ら実地に管理しない場合、その薬局で薬事に関する実務に従事する薬剤師のうちから管理者を指定します。登録販売者を薬局の管理者にすることはできません。 調剤を行う施設である以上、管理者は薬剤師でなければならない、という理屈です。登録販売者が管理者になれるのは、店舗販売業の店舗管理者や配置販売業の区域管理者としてです。 【(d)が誤り ―― 登録販売者は第一類を売れない】 登録販売者が扱えるのは第二類医薬品と第三類医薬品だけです。薬剤師不在時間であろうとなかろうと、第一類医薬品を販売することはできません。 むしろ薬剤師不在時間中は、第一類医薬品を陳列している場所を閉鎖しなければならないのですから、売れるようになるどころか逆です。「不在時間に限り」といった条件付きの言い回しは、こうした逆転を仕込むための定番の型です。

出典:登録販売者試験 令和8年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

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