毒薬及び劇薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

薬事に関する法規と制度 第7問

毒薬及び劇薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 毒薬及び劇薬は、薬効が期待される摂取量(薬用量)と中毒のおそれがある摂取量(中毒量)が離れており安全域が広い。b 現在のところ、毒薬又は劇薬で、一般用医薬品のものはない。c 劇薬を貯蔵、陳列する場所には、かぎを施さなければならない。d 店舗管理者が登録販売者である店舗販売業者は、劇薬を開封して、販売することができる。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(b)だけです。 【(a)が誤り ―― 安全域は「狭い」】 毒薬・劇薬は、薬効が期待される摂取量(薬用量)と中毒のおそれがある摂取量(中毒量)が接近しており、安全域が狭い医薬品です。少し量を誤っただけで中毒に至る危険があるからこそ、特別な取扱いが法で定められています。 「離れており安全域が広い」と書いてあれば、そもそも厳しく規制する理由がなくなってしまいます。理屈から考えれば迷わない選択肢です。 【(b)正しい ―― 一般用に毒薬・劇薬はない】 現在のところ、毒薬または劇薬で一般用医薬品のものはありません。ただし、要指導医薬品には毒薬・劇薬に該当するものがあります。「一般用にはないが要指導にはある」という言い回しで区別してください。
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【(c)が誤り ―― かぎが要るのは毒薬だけ】 貯蔵・陳列する場所にかぎを施さなければならないのは毒薬です。劇薬は、他の物と区別して貯蔵・陳列すれば足り、かぎまでは求められていません。 毒薬  黒地に白枠・白字で、品名と「毒」の字  かぎが必要 劇薬  白地に赤枠・赤字で、品名と「劇」の字  区別して貯蔵・陳列 表示の色の組合せも頻出です。毒は黒、劇は白地に赤、と覚えてください。どちらも「他の物と区別して」貯蔵・陳列する点は共通で、違うのはかぎの有無だけです。 【(d)が誤り ―― 開封販売は薬剤師が管理者のときだけ】 店舗販売業者は、店舗管理者が薬剤師である場合を除き、毒薬・劇薬を開封して販売等してはなりません。管理者が登録販売者である店舗では、開封しての販売はできないことになります。 【譲渡手続も併せて】 毒薬・劇薬を一般の生活者に販売するときは、譲受人から次の事項を記載した文書の交付を受けなければなりません。 品名、数量、使用目的、譲渡年月日、譲受人の氏名・住所・職業 さらに、譲受人が14歳未満の者その他安全な取扱いに不安のある者には、交付が禁じられています。この14歳という数字は問われやすいので、確実にしておいてください。

出典:登録販売者試験 令和6年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

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