店舗販売業に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。…

薬事に関する法規と制度 第13問

店舗販売業に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。a 店舗販売業の許可を受けた店舗では、薬剤師が従事していても、薬局医薬品(要指導医薬品及び一般用医薬品以外の医薬品)の販売は認められていない。b 店舗販売業者は、一定の業務経験のある登録販売者に第一類医薬品を販売させることができる。c 第一類医薬品を販売する店舗において、店舗管理者は必ず薬剤師でなければならない。d 店舗管理者は、保健衛生上支障を生ずるおそれがないよう、その店舗に勤務する他の従事者を監督するなど、その店舗の業務につき、必要な注意をしなければならない。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)と(d)です。 【(a)正しい ―― 薬局医薬品は扱えない】 店舗販売業の許可を受けた店舗では、薬剤師が従事していても、薬局医薬品(要指導医薬品および一般用医薬品以外の医薬品)の販売は認められていません。 薬局医薬品とは、医療用医薬品と薬局製造販売医薬品を指します。これらを扱えるのは薬局だけです。 前の設問と同じく、許可の種類で扱える範囲が決まるという原則の現れです。 【(b)が誤り ―― 第一類は薬剤師のみ】 第一類医薬品を販売・授与できるのは薬剤師だけです。一定の業務経験があっても、登録販売者が第一類医薬品を販売することはできません。
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ここで注意したいのが、「店舗管理者になれるかどうか」と「販売できるかどうか」は別の話だということです。 販売・授与  第一類医薬品は薬剤師のみ。例外なし 店舗管理者  一定の経験(登録販売者として3年以上の業務経験)があれば、登録販売者でも管理者になれる場合がある 管理者になれても、第一類医薬品を自分で売ることはできません。混同しないでください。 【(c)が誤り ―― 「必ず」ではない】 第一類医薬品を販売する店舗の店舗管理者は、原則として薬剤師ですが、必ず薬剤師でなければならないわけではありません。 例外として、要指導医薬品もしくは第一類医薬品を販売し、または授与する薬局、店舗販売業または配置販売業において、登録販売者として3年以上業務に従事した者であれば、登録販売者が店舗管理者になることができます。 ただしその場合には、店舗管理者を補佐する者として薬剤師を置かなければなりません。 「必ず」「例外なく」といった強い言い切りは、この分野では誤りであることが多いと覚えておきましょう。 【(d)正しい ―― 店舗管理者の義務】 店舗管理者は、保健衛生上支障を生ずるおそれがないよう、その店舗に勤務する他の従事者を監督するなど、その店舗の業務につき、必要な注意をしなければなりません。 さらに、店舗販売業者に対して必要な意見を書面により述べなければならないという義務もあります。 そして店舗販売業者の側には、店舗管理者の意見を尊重するとともに、法令遵守のために措置を講ずる必要があるときは、当該措置を講ずるとともに、講じた措置の内容(措置を講じない場合にあっては、その旨およびその理由)を記録し、これを適切に保存しなければならないという義務があります。 現場の責任者の意見が、経営側にきちんと届く仕組みが法律で担保されている、ということです。登録販売者として店舗管理者になったときに直接関わる規定ですので、しっかり理解しておいてください。

出典:登録販売者試験 令和7年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

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