店舗販売業に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。…
薬事に関する法規と制度 第12問
店舗販売業に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。a 店舗販売業の許可は、要指導医薬品又は一般用医薬品を、店舗において販売し、又は授与する業務について、店舗ごとに、その店舗の所在地の都道府県知事(その店舗の所在地が保健所を設置する市又は特別区の区域にある場合においては、市長又は区長。)が与えることとされている。b 店舗販売業は、薬局と同様に、薬剤師が従事していれば調剤ができる。c 第二類医薬品又は第三類医薬品については、薬剤師又は登録販売者に販売又は授与させなければならないこととされている。d 店舗管理者は、店舗に関する必要な業務を遂行し、必要な事項を遵守するために必要な能力及び経験を有する者であれば、一般従事者(その店舗において実務に従事する薬剤師又は登録販売者以外の者をいう。)でもよい。
- (1)(a、b)
- (2)(a、c)
- (3)(b、d)
- (4)(c、d)
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)と(c)です。
【(a)正しい ―― 許可を出すのは知事】
店舗販売業の許可は、要指導医薬品または一般用医薬品を、店舗において販売し、または授与する業務について、店舗ごとに、その店舗の所在地の都道府県知事(その店舗の所在地が保健所を設置する市または特別区の区域にある場合においては、市長または区長)が与えます。
店舗ごとに与えられる(事業者ごとではない)
所在地の都道府県知事(保健所設置市は市長、特別区は区長)
6年ごとに更新を受けなければ効力を失う
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【(b)が誤り ―― 店舗販売業では調剤できない】
店舗販売業では、薬剤師が従事していても調剤を行うことはできません。調剤ができるのは薬局だけです。
同じ理由で、店舗販売業では薬局医薬品(医療用医薬品を含む、要指導医薬品および一般用医薬品以外の医薬品)を取り扱うことができません。
薬剤師がいるかどうかではなく、許可の種類で決まる。これが薬局と店舗販売業を分ける決定的な違いです。
【(c)正しい ―― 第二類・第三類は登録販売者も可】
第二類医薬品または第三類医薬品については、薬剤師または登録販売者に販売または授与させなければなりません。
要指導医薬品、第一類医薬品 薬剤師のみ
第二類医薬品、第三類医薬品 薬剤師または登録販売者
指定第二類医薬品は第二類医薬品の一部ですので、登録販売者も販売できます。ここを誤らせる設問が非常に多いので、注意してください。
【(d)が誤り ―― 管理者は薬剤師か登録販売者】
店舗管理者は、薬剤師または登録販売者でなければなりません。一般従事者ではなれません。
正確には、店舗管理者は次のいずれかでなければなりません。
要指導医薬品または第一類医薬品を販売する店舗 薬剤師(例外として、要指導医薬品もしくは第一類医薬品を販売する薬局、店舗販売業または配置販売業において、登録販売者として3年以上業務に従事した者であれば、登録販売者でも管理者になれる。その場合、店舗管理者を補佐する者として薬剤師を置く必要がある)
第二類医薬品または第三類医薬品を販売する店舗 薬剤師または登録販売者
そして、登録販売者が店舗管理者となるには、過去5年間のうち、一般従事者として薬剤師または登録販売者の管理・指導の下に実務に従事した期間と、登録販売者として業務に従事した期間とが、通算して2年以上(従事期間が月80時間以上の月が24月以上、または通算2年以上かつ従事時間が通算1920時間以上)であることが必要です。
【店舗管理者の義務】
保健衛生上支障を生ずるおそれがないよう、その店舗に勤務する他の従事者を監督するなど、その店舗の業務につき、必要な注意をしなければならない
店舗販売業者に対して必要な意見を書面により述べなければならない
その店舗以外の場所で、業として店舗の管理その他薬事に関する実務に従事する者であってはならない(その店舗の所在地の都道府県知事の許可を受けた場合を除く)
出典:登録販売者試験 令和7年度(群馬県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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