駆虫薬に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
主な医薬品とその作用 第87問
駆虫薬に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)一般用医薬品の駆虫薬が対象とする寄生虫は、回虫と条虫(いわゆるサナダ虫など)である。
- (2)駆虫薬は、一度に多く服用しても駆虫効果が高まることはなく、かえって副作用が現れやすくなる。
- (3)駆虫薬は腸管内に生息する虫体にのみ作用し、虫卵や腸管内以外に潜伏した幼虫(回虫の場合)には駆虫作用が及ばない。
- (4)駆虫薬は、食事を摂って消化管内に内容物があるときに使用すると、消化管内容物の消化・吸収に伴って駆虫成分の吸収が高まることから、空腹時に使用することとされているものが多い。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
一般用医薬品の駆虫薬が対象とする寄生虫は、回虫と蟯虫です。条虫(いわゆるサナダ虫など)や吸虫、鉤虫、旋毛虫、鞭虫等の駆除を目的とする一般用医薬品はなく、これらについては医療機関を受診して診療を受けるなどの対応が必要です。
【ほかの選択肢】
(2) 正しい。駆虫薬は、一度に多く服用しても駆虫効果が高まることはなく、かえって副作用が現れやすくなるため、定められた1日の服用回数や服用期間を守って適正に使用されることが重要です。
(3) 正しい。駆虫薬は腸管内に生息する虫体にのみ作用し、虫卵や腸管内以外に潜伏した幼虫(回虫の場合)には駆虫作用が及びません。それらが成虫となった頃にあらためて使用しないと完全に駆除できず、再度駆虫を必要とする場合には1ヵ月以上間隔を置いてから使用します。
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(4) 正しい。食事を摂って消化管内に内容物があるときに使用すると、消化管内容物の消化・吸収に伴って駆虫成分の吸収が高まることから、空腹時に使用することとされているものが多いです。
【関連】
回虫や蟯虫の感染は、通常、衣食を共にする家族全員にその可能性があり、保健所等で虫卵検査を受けて感染が確認された場合には、一緒に駆虫を図ることが基本となります。
出典:登録販売者試験 令和7年度(群馬県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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