次の表は、ある乗物酔い防止薬に含まれている成分の一覧である。…

医薬品の適正使用と安全対策 第119問

次の表は、ある乗物酔い防止薬に含まれている成分の一覧である。1錠中クロルフェニラミンマレイン酸塩 4 mgスコポラミン臭化水素酸塩水和物 0.25 mg添加物還元麦芽糖水アメ、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、無水ケイ酸、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、ステアリン酸マグネシウム、香料、オクテニルコハク酸デンプンナトリウムこの薬の使用上の注意の記載「相談すること」にあてはまらない人はどれか。

正答 (1)
正答は (1)。てんかんの診断を受けた人が、あてはまらない人です。 この乗物酔い防止薬には、抗ヒスタミン成分のクロルフェニラミンマレイン酸塩と、抗コリン成分のスコポラミン臭化水素酸塩水和物が含まれています。「次の診断を受けた人」の「てんかん」で相談することとされているのは、ジプロフィリン(中枢神経系の興奮作用により、てんかんの発作を引き起こすおそれがあるため)などで、この製品の成分は該当しません。 【ほかの選択肢】 (2) 高齢者 …… スコポラミン臭化水素酸塩水和物などの抗コリン成分が配合された内服薬では、緑内障の悪化、口渇、排尿困難又は便秘の副作用が現れやすいため、「高齢者」は相談することとされています。
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(3) 排尿困難の症状がある人 …… クロルフェニラミンマレイン酸塩などの抗ヒスタミン成分やスコポラミンなどの抗コリン成分は、排尿筋の弛緩と括約筋の収縮が起こり、尿の貯留を来すおそれがあるため、相談することとされています。 (4) 緑内障の診断を受けた人 …… 抗コリン作用によって房水の流出が妨げられ、眼圧が上昇して緑内障を悪化させるおそれがあるため、抗コリン成分や抗ヒスタミン成分では相談することとされています。 【関連】 「高齢者」の項は、成分によって理由が異なります。アドレナリン作動成分やマオウでは「心悸亢進、血圧上昇、糖代謝促進を起こしやすいため」、グリチルリチン酸を多く含むものでは「偽アルドステロン症を生じやすいため」とされています。

出典:登録販売者試験 令和8年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

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