一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の「次の症状がある人」の項目中に記載される症状と、それに関連する主な成分に関する…
医薬品の適正使用と安全対策 第120問
一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の「次の症状がある人」の項目中に記載される症状と、それに関連する主な成分に関する組合せのうち、誤っているものはどれか。症状 主な成分
- (1)けいれん ― ヨウ化カリウム
- (2)むくみ ― グリチルリチン酸二カリウム
- (3)急性のはげしい下痢 ― タンニン酸アルブミン
- (4)排尿困難 ― ジフェニドール塩酸塩
正答 (1)
正答は (1)。この組合せが誤りです。
「相談すること」の「次の症状がある人」で「けいれん」が記載されるのは、ピペラジンリン酸塩水和物等のピペラジンを含む成分(駆虫薬)です。痙攣を起こしたことがある人では、発作を誘発する可能性があるためです。ヨウ化カリウムなどのヨウ素系殺菌消毒成分は、「次の診断を受けた人」の「甲状腺疾患」で記載される成分です(ヨウ素の体内摂取が増える可能性があり、甲状腺疾患の治療に影響を及ぼすおそれがあるため)。
【ほかの選択肢】
(2) 正しい。むくみ …… グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸、カンゾウ等のグリチルリチン酸を含む成分(1日用量がグリチルリチン酸として40mg以上、又はカンゾウとして1g以上を含有する場合)。偽アルドステロン症の発症のおそれが特にあるためです。
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(3) 正しい。急性のはげしい下痢又は腹痛・腹部膨満感・吐きけ等の症状を伴う下痢 …… タンニン酸アルブミン、次硝酸ビスマス等の収斂成分を主体とする止瀉薬。下痢を止めるとかえって症状を悪化させることがあるためです。
(4) 正しい。排尿困難 …… ジフェニドール塩酸塩、抗ヒスタミン成分、構成生薬としてマオウを含む漢方処方製剤など。尿の貯留を来すおそれがあるためです。
出典:登録販売者試験 令和8年度(群馬県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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