妊婦、妊娠していると思われる女性又は母乳を与える女性(授乳婦)の医薬品の使用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せ…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第32問

妊婦、妊娠していると思われる女性又は母乳を与える女性(授乳婦)の医薬品の使用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 一般用医薬品においては、多くの場合、妊婦が使用した場合における安全性に関する評価が行われている。b 一般用医薬品のビタミンA含有製剤のように、妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされているものがある。c 便秘薬であれば、配合成分やその用量に関わらず、流産や早産を誘発するおそれはない。d 授乳婦が使用した医薬品の成分の一部が乳汁中に移行することが知られており、母乳を介して乳児が医薬品の成分を摂取することになる場合がある。

正答 (1)
正答は (1)。a 誤、b 正、c 誤、d 正 です。 【(a)誤り ―― 安全性の評価は困難】 一般用医薬品においても、多くの場合、妊婦が使用した場合における安全性に関する評価が困難であるため、妊婦の使用については「相談すること」としているものが多いとされています。「多くの場合、評価が行われている」は逆です。 胎盤には胎児の血液と母体の血液とが混ざらない仕組み(血液-胎盤関門)がありますが、母体が医薬品を使用した場合に、どの程度医薬品の成分の胎児への移行が防御されるかは、未解明のことも多いとされます。
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【(b)正しい】 ビタミンA含有製剤のように、妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされているものがあります。 【(c)誤り ―― 成分や用量によっては誘発のおそれ】 便秘薬のように、配合成分やその用量によっては流産や早産を誘発するおそれがあるものがあります。「配合成分やその用量に関わらず、おそれはない」は誤りです。 【(d)正しい】 医薬品の種類によっては、授乳婦が使用した医薬品の成分の一部が乳汁中に移行することが知られており、母乳を介して乳児が医薬品の成分を摂取することになる場合があります。乳児に好ましくない影響が及ぶことが知られている医薬品については、授乳期間中の使用を避けるか、使用後しばらくの間は授乳を避けることができるよう、積極的な情報提供が必要です。

出典:登録販売者試験 令和8年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

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