消化器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

人体の働きと医薬品 第43問

消化器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 小腸において、タンパク質は消化酵素の作用によって単糖類に分解されて吸収される。b 腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は、小腸で再吸収されて肝臓に戻される。c 大腸の腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンK等の物質を産生している。

正答 (4)
正答は (4)。a 誤、b 正、c 正 です。 【(a)誤り ―― タンパク質は「アミノ酸」に分解】 小腸では、炭水化物とタンパク質は、消化酵素の作用によってそれぞれ単糖類、アミノ酸に分解されて吸収されます。タンパク質が分解されてできるのはアミノ酸であり、単糖類は炭水化物が分解されたものです。 【(b)正しい ―― 腸肝循環】 胆汁に含まれる胆汁酸塩(コール酸、デオキシコール酸等の塩類)は、脂質の消化を容易にし、また、脂溶性ビタミンの吸収を助けます。腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は、小腸で再吸収されて肝臓に戻されます(腸肝循環)。
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【(c)正しい】 大腸の腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンK等の物質も産生しています。また、腸内細菌は腸管内の食物繊維(難消化性多糖類)を発酵分解し、大腸の粘膜上皮細胞は、腸内細菌が食物繊維を分解して生じる栄養分をその活動に利用しています。 【関連】 脂質(トリグリセリド)は、消化酵素(リパーゼ)の作用によって分解を受けますが、小腸粘膜の上皮細胞で吸収されると脂質に再形成され、乳状脂粒(カイロミクロン)となります。その際、脂溶性ビタミンも一緒に取り込まれます。

出典:登録販売者試験 令和8年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

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