眼球に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
人体の働きと医薬品 第49問
眼球に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)水晶体の前にある虹彩は、瞳孔を散大・縮小させて遠近の焦点調節をしている。
- (2)透明な角膜や水晶体には血管が通っておらず、房水によって栄養分や酸素が供給される。
- (3)網膜には光を受容する視細胞が密集していて、視細胞が受容した光の情報は網膜内の神経細胞を介して神経線維に伝えられる。
- (4)視細胞には、わずかな光でも敏感に反応する細胞があり、この細胞が光を感じる反応にはビタミンAが不可欠であるため、ビタミンAが不足すると夜間視力の低下を生じる。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
水晶体の前にある虹彩は、瞳孔を散大・縮小させて、眼球内に入る光の量を調節しています。遠近の焦点調節は、主に水晶体の厚みを変化させることによって行われます。水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁平になります。
【ほかの選択肢】
(2) 正しい。透明な角膜や水晶体には血管が通っておらず、房水によって栄養分や酸素が供給されます。
(3) 正しい。網膜には光を受容する視細胞が密集していて、視細胞が受容した光の情報は網膜内の神経細胞を介して神経線維に伝えられます。網膜の神経線維は眼球の後方で束になり、視神経となります。
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(4) 正しい。視細胞には、色を識別する細胞と、わずかな光でも敏感に反応する細胞の二種類があります。後者が光を感じる反応にはビタミンAが不可欠で、不足すると夜間視力の低下(夜盲症)を生じます。
【役割の区別】
虹彩 …… 光の量の調節(瞳孔の散大・縮小)
水晶体(と毛様体) …… 遠近の焦点調節
硝子体 …… 水晶体から網膜までを満たす透明なゼリー状組織
出典:登録販売者試験 令和6年度(群馬県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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