以下のうち、一般用医薬品承認審査合理化等検討会中間報告書「セルフメディケーションにおける一般用医薬品のあり方について」(…
医薬品に共通する特性と基本的な知識 第14問
以下のうち、一般用医薬品承認審査合理化等検討会中間報告書「セルフメディケーションにおける一般用医薬品のあり方について」(平成14年11月)において、一般用医薬品の役割とされているものとして、誤っているものを一つ選びなさい。
- (1)生活の質(QOL)の改善・向上
- (2)生活習慣病の疾病に伴う症状発現の予防(科学的・合理的に効果が期待できるものに限る。)
- (3)健康状態の自己検査
- (4)重篤な疾病に伴う症状の改善
- (5)健康の維持・増進
正答 (4)
正答は (4)。一般用医薬品の役割として挙げられていないのは、「重篤な疾病に伴う症状の改善」です。
【一般用医薬品の役割】
中間報告書が示す役割は、次のとおりです。
軽度な疾病に伴う症状の改善
生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防
(科学的・合理的に効果が期待できるものに限る)
生活の質(QOL)の改善・向上
健康状態の自己検査
健康の維持・増進
その他保健衛生
【(4)が誤りである理由 ―― 「軽度」と「重篤」のすり替え】
役割として挙げられているのは軽度な疾病に伴う症状の改善です。重篤な疾病に伴う症状の改善は、一般用医薬品の役割ではありません。そもそも一般用医薬品は、法令上「著しくない」作用を有するものとされ、需要者自らの選択で使用されることが前提になっています。重い病気は医師の診断と治療によるべきもの、という線引きです。
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ひっかけの型 …… この設問は、選択肢の一語だけを「軽度」から「重篤」に差し替えて誤りを作っています。
役割の一覧を丸暗記するより、「一般用医薬品は重い病気を治すためのものではない」という
考え方をつかんでおくほうが、応用が利きます。
【あわせて押さえたい点】
(2)の予防に「科学的・合理的に効果が期待できるものに限る」という
条件がついていることも、そのまま問われることがあります。一般用医薬品で生活習慣病そのものを治すわけではない点に注意してください。
出典:登録販売者試験 令和元年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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