以下の医薬品の販売に従事する登録販売者と購入者の会話のうち、医薬品の適正使用・安全対策に関する登録販売者の対応として最も…
医薬品の適正使用と安全対策 第57問
以下の医薬品の販売に従事する登録販売者と購入者の会話のうち、医薬品の適正使用・安全対策に関する登録販売者の対応として最も適切なものを一つ選びなさい。
- (1)購入者:「妊婦なのですが、頭痛がひどいので、痛み止めを購入したいです。12週以内に出産予定日を迎えます。」 登録販売者:「イブプロフェンが配合された鎮痛薬であれば、服用できます。」
- (2)購入者:「お酒が好きで、毎日晩酌しています。ジフェンヒドラミン塩酸塩を主薬とする催眠鎮静薬の購入を考えています。注意することはありますか。」 登録販売者:「鎮静作用の増強が生じるおそれがあるので、服用前後は飲酒しないでください。」
- (3)購入者:「部活のため、屋外において毎日サッカーをしています。ふくらはぎの筋肉痛に、フェルビナクが配合された外用鎮痛消炎薬の使用を検討しています。」 登録販売者:「使用中又は使用後しばらくしてから重篤な光線過敏症が現れることがあるため、フェルビナクが配合されていない外用鎮痛消炎薬に変更するか、使用中は、天候にかかわらず、戸外活動を避けるとともに、日常の外出時も本剤の塗布部を衣服、サポーター等で覆い、紫外線に当てないでください。また、塗布後当分の間、同様の注意をしてください。」
- (4)購入者:「特に咳がひどいかぜ症状があり、かぜ薬を探しています。タクシードライバーをしているので、眠気を生じないものはありますか。」 登録販売者:「コデインリン酸塩水和物を配合したかぜ薬であれば、服用後運転してもかまいません。」
正答 (2)
正答は (2)。最も適切なのはこれです。
【(2) 適切 ―― 飲酒で鎮静作用が増強する】
ジフェンヒドラミン塩酸塩を主薬とする催眠鎮静薬は、アルコールとの相互作用で鎮静作用の増強が生じるおそれがあります。服用前後の飲酒を避けるよう伝える対応は適切です。添付文書の「してはいけないこと」にも「服用前後は飲酒しないこと」と記載されています。
【ほかの選択肢】
(1) 不適切。イブプロフェンを含む解熱鎮痛薬は、妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分娩時出血の増加のおそれがあるため、「出産予定日12週以内の妊婦」は使用しないこととされています。
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 不適切。説明の内容は、ケトプロフェンが配合された外用鎮痛消炎薬の注意です。光線過敏症の注意として戸外活動を避ける、塗布部を衣服やサポーター等で覆うといった説明がされるのはケトプロフェンで、フェルビナクについての説明としては誤りです。
(4) 不適切。コデインリン酸塩水和物には眠気等が現れることがあり、服用後は乗物又は機械類の運転操作をしないこととされています。運転を職業とする人に「服用後運転してもかまいません」と伝えるのは誤りです。
出典:登録販売者試験 令和2年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
「医薬品の適正使用と安全対策」のほかの問題
- 令和4年度 第57問医薬品PLセンターに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさ
- 令和5年度 第56問以下の医薬品副作用被害救済制度における給付の種類のうち、請求期限が定められているものの組
- 令和6年度 第56問以下の医薬品副作用被害救済制度における副作用救済給付のうち、給付額が定額でないものとして
- 令和7年度 第55問以下の一般用医薬品のうち、その添付文書の「してはいけないこと」の項目に、「授乳中の人は本
- 令和元年度 第54問医薬品による副作用等が疑われる場合の報告の仕方に関する以下の記述のうち、誤っているものを
- 令和3年度 第53問以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさ
スポンサーリンク

