腸の薬及びその配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。…
主な医薬品とその作用 第73問
腸の薬及びその配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 大腸を刺激して排便を促すことを目的として、ケツメイシが用いられる。イ 次硝酸ビスマスは、海外において長期連用した場合に精神神経症状(不安、記憶力減退、注意力低下、頭痛等)が現れたとの報告があり、1週間以上継続して使用しないこととされている。ウ 中枢抑制作用が減弱するおそれがあるため、ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬の服用時は、飲酒しないこととされている。エ 桂枝加芍薬湯は、体力中等度以下で、腹部膨満感のあるもののしぶり腹、腹痛、下痢、便秘に適すとされる。短期間の使用に限られるものでないが、1週間位服用して症状の改善がみられない場合には、いったん使用を中止して専門家に相談がなされるなどの対応が必要である。
- (1)(ア、イ)
- (2)(ア、ウ)
- (3)(イ、エ)
- (4)(ウ、エ)
正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(イ)と(エ)です。
【(ア)が誤り ―― ケツメイシは整腸作用】
ケツメイシは、マメ科のエビスグサ等の種子を基原とする生薬で、ゲンノショウコ、アセンヤクとともに整腸作用を期待して配合されます。大腸を刺激して排便を促す生薬は、センナ、ダイオウ、アロエなどです。
【(イ)正しい ―― ビスマスと1週間】
次硝酸ビスマス、次没食子酸ビスマス等のビスマスを含む成分は、海外において長期連用した場合に精神神経症状(不安、記憶力減退、注意力低下、頭痛等)が現れたとの報告があり、1週間以上継続して使用しないこととされています。
解説の続きをみる続きを閉じる
【(ウ)が誤り ―― 中枢抑制作用が「増強」する】
ロペラミド塩酸塩は中枢神経系を抑制する作用もあり、副作用としてめまいや眠気が現れることがあります。中枢抑制作用が増強するおそれがあるため、服用時は飲酒しないこととされています。「減弱」が誤りです。
【(エ)正しい ―― 桂枝加芍薬湯】
桂枝加芍薬湯は、体力中等度以下で、腹部膨満感のあるもののしぶり腹、腹痛、下痢、便秘に適すとされます。短期間の使用に限られるものではありませんが、1週間位服用して症状の改善がみられない場合には、いったん使用を中止して専門家に相談がなされるなどの対応が必要です。
出典:登録販売者試験 令和5年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
「主な医薬品とその作用」のほかの問題
- 令和2年度 第93問禁煙補助剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
- 令和3年度 第92問みずむし及び抗真菌作用を有する配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせ
- 令和4年度 第91問皮膚に用いるステロイド性抗炎症成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下か
- 令和6年度 第91問皮膚に用いる薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
- 令和7年度 第90問皮膚に用いる薬に配合される抗菌成分及び抗真菌成分に関する以下の記述の正誤について、正しい
- 令和元年度 第89問頭皮及び毛根に作用する成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ
スポンサーリンク

