内服用の一般用医薬品の添付文書等の「してはいけないこと」の項目中に「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」と記載…

医薬品の適正使用と安全対策 第108問

内服用の一般用医薬品の添付文書等の「してはいけないこと」の項目中に「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」と記載することとされている成分として、正しいものの組合せはどれか。a ピレンゼピン塩酸塩水和物b テオフィリンc スコポラミン臭化水素酸塩水和物d ウルソデオキシコール酸

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(c)です。 【この記載がなされる理由は三通り】 眠気等を生じるもの  …… 抗ヒスタミン成分、     コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩、ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素、止瀉薬のロペラミド塩酸塩、ロートエキス 眠気、目のかすみ、異常なまぶしさを生じるもの  …… スコポラミン臭化水素酸塩水和物、     メチルオクタトロピン臭化物 目のかすみ、異常なまぶしさを生じるもの  …… ピレンゼピン塩酸塩水和物、
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    それ以外の抗コリン成分 なお、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物は、令和4年3月作成の手引きの別表には記載がなく、令和6年4月一部改訂の手引きの別表で眠気等の対象とされています(鎮咳去痰薬のみ)。 【(a)ピレンゼピン塩酸塩水和物 ―― 該当する】 胃腸薬に配合される成分で、消化管の運動にほとんど影響を与えずに胃液の分泌を抑えます。 なぜ運転を避けるのか …… 抗コリン作用を持つため、目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあるためです。 眠気ではありません。 【(b)テオフィリン ―― 該当しない】 キサンチン系の気管支拡張成分です。中枢神経系を興奮させる作用があり、眠くなるどころか反対に働きます。 この成分で問われること …… 「てんかんの診断を受けた人」 「甲状腺機能亢進症の診断を受けた人」は相談すること。 【(c)スコポラミン臭化水素酸塩水和物 ―― 該当する】 乗物酔い防止薬に配合される抗コリン成分です。眠気や目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあります。 【(d)ウルソデオキシコール酸 ―― 該当しない】 利胆成分で、胆汁の分泌を促す作用があります。運転操作の制限はありません。 この成分で問われること …… 肝臓の働きを高める作用もありますが、肝臓病の診断を受けた人ではかえって症状を悪化させるおそれがあるため、相談することとされています。

出典:登録販売者試験 令和5年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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