一般用医薬品の添付文書等の「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」と記載することとされている医薬品成分等と基礎疾…
医薬品の適正使用と安全対策 第107問
一般用医薬品の添付文書等の「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」と記載することとされている医薬品成分等と基礎疾患等の組合せのうち、正しいものの組合せはどれか。医薬品成分等 基礎疾患等a 小柴胡湯 ―――――――――――――― 糖尿病b ガジュツ末・真昆布末を含む製剤 ――― てんかんc 硫酸ナトリウム ――――――――――― 心臓病d エテンザミド ―――――――――――― 肝臓病
- (1)(a、b)
- (2)(a、d)
- (3)(b、c)
- (4)(b、d)
- (5)(c、d)
正答 (5)
正答は (5)。正しいのは(c)(d)です。
【(a)が誤り ―― 小柴胡湯は肝臓病】
小柴胡湯で「次の診断を受けた人」として記載されるのは肝臓病です。糖尿病ではありません。
理由 ……
間質性肺炎の副作用が現れやすいためです。
さらに ……
インターフェロン製剤で治療を受けている人も「相談すること」とされています。
インターフェロン製剤との相互作用によって、間質性肺炎を起こしやすくなるためです。
経緯 ……
1994年1月、インターフェロン製剤との併用を禁忌とする改訂がなされ、1996年3月には緊急安全性情報の配布が指示されました。
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【(b)が誤り ―― ガジュツ末・真昆布末も肝臓病】
ガジュツ末・真昆布末を含む製剤で記載されるのは肝臓病です。てんかんではありません。
理由 ……
肝機能障害を悪化させるおそれがあるためです。
てんかんで相談する成分 ……
ジプロフィリン等のキサンチン系です。
中枢神経系の興奮作用により、てんかんの発作を誘発するおそれがあります。
【(c)正しい ―― 硫酸ナトリウムと心臓病】
心臓病の診断を受けた人は相談することとされています。
理由 ……
血液中の電解質のバランスが損なわれ、心臓の負担が増加し、心臓病を悪化させるおそれがあるためです。
心臓病で相談する成分 ……
硫酸ナトリウム
グリセリンが配合された浣腸薬
アドレナリン作動成分、マオウ
抗コリン成分(スコポラミン
臭化水素酸塩水和物等)、ロートエキス
ジプロフィリン
解熱鎮痛成分(アスピリン、イブプロフェン等)
グリチルリチン酸を含む成分(1日用量が一定量以上のもの)
なお、芍薬甘草湯、プソイドエフェドリン塩酸塩は、心臓病の診断を受けた人は「使用しないこと」とされています。
【(d)正しい ―― エテンザミドと肝臓病】
解熱鎮痛成分は主として肝臓で代謝されるため、肝臓病の診断を受けた人は相談することとされています。
肝臓病で相談する主な成分 ……
アスピリン、エテンザミド、イブプロフェン、アセトアミノフェン
サントニン
ピペラジンを含む成分
ガジュツ末・真昆布末を含む製剤
小柴胡湯
なお ……
解熱鎮痛成分は肝臓病でも腎臓病でも相談することとされています。
出典:登録販売者試験 令和7年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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