次の医薬品成分のうち、一般用医薬品の添付文書等において、妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分…
医薬品の適正使用と安全対策 第106問
次の医薬品成分のうち、一般用医薬品の添付文書等において、妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分娩時出血の増加のおそれがあるため、「次の人は服用しないこと」の項目中に「出産予定日12週以内の妊婦」と記載することとされている成分はどれか。
- (1)アミノ安息香酸エチル
- (2)エチニルエストラジオール
- (3)アスピリンアルミニウム
- (4)ビタミンA
- (5)ジヒドロコデインリン酸塩
正答 (3)
正答は (3)。アスピリンアルミニウムです。
【「出産予定日12週以内の妊婦」】
この記載がされるのは次の成分です。
アスピリン
アスピリンアルミニウム
イブプロフェン
理由 ……
妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分娩時出血の増加のおそれがあるためです。
仕組み ……
これらは非ステロイド性抗炎症成分で、プロスタグランジンの産生を抑えます。
プロスタグランジンは胎児の動脈管を開いたままに保つ働きや、子宮を収縮させる働きを担っています。
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そこを抑えるため、出産間際では問題が生じます。
【アスピリンまわりのほかの注意】
15歳未満の小児 ……
アスピリン、アスピリンアルミニウム、サザピリン、プロメタジンメチレンジサリチル酸塩、サリチル酸ナトリウムは使用しないこと
(ライ症候群の発生が示唆されている)
イブプロフェンも使用しないこと
(一般用医薬品では小児向けの製品がない)
サリチルアミド、エテンザミド ……
15歳未満の小児で水痘(水ぼうそう)もしくはインフルエンザにかかっている
又はその疑いのある場合は相談すること
「使用しないこと」と「相談すること」で分かれる点に注意してください。
【ほかの選択肢】
(1)アミノ安息香酸エチル
…… 局所麻酔成分。
6歳未満の小児は使用しないこと
(メトヘモグロビン血症を起こすおそれ)
(2)エチニルエストラジオール
…… 女性ホルモン成分。
妊婦又は妊娠していると思われる人は使用しないこと
(胎児の先天性異常の発生が報告されている)。
ただし「出産予定日12週以内」という
限定ではない
(4)ビタミンA
…… 妊娠3ヶ月以内の妊婦、
妊娠を希望する女性は過剰摂取に注意
(5)ジヒドロコデインリン酸塩
…… 12歳未満の小児は
使用しないこと。
母乳を与える女性も服用しないか授乳を避ける
出典:登録販売者試験 令和6年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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最終更新日
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