次の医薬品の販売等に従事する登録販売者と購入者の会話のうち、購入者からの相談に対する登録販売者の対応の正誤について、正し…
医薬品の適正使用と安全対策 第107問
次の医薬品の販売等に従事する登録販売者と購入者の会話のうち、購入者からの相談に対する登録販売者の対応の正誤について、正しい組合せはどれか。a 購入 者:「授乳中なのですが、便秘がひどいので、薬を購入したいです。」登録販売者:「センノシドが配合された便秘薬は、授乳中でも服用できます。」b 購入 者:「ジフェンヒドラミン塩酸塩を主薬とする催眠鎮静薬の購入を考えていますが、お酒が好きで、毎日晩酌しています。注意することはありますか。」登録販売者:「鎮静作用の増強が生じるおそれがあるので、服用前後は飲酒しないでください。」c 購入 者:「部活のため、屋外において毎日サッカーをしています。ふくらはぎの筋肉痛に、ケトプロフェンが配合された外用鎮痛消炎薬の使用を検討しています。」登録販売者:「屋外において使用する場合は、使用中又は使用後しばらくしてから重篤な光線過敏症が現れることがあるため、ケトプロフェンが配合されていない外用鎮痛消炎薬を使用してください。」d 購入 者:「大型トラックの運転手として働いています。運転中に眠くなるのを避けるため、初めてカフェイン入り眠気防止薬を飲んでみようと思っています。」登録販売者:「カフェイン入り眠気防止薬は、一時的に居眠りを防止することが目的です。服用する際は、短期間の服用にとどめ、長期連用はせず、また、コーヒーやお茶等のカフェインを含有する飲料と同時に服用しないでください。」
- (1)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (2)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 正
- (3)a: 誤 b: 誤 c: 誤 d: 正
- (4)a: 誤 b: 正 c: 誤 d: 誤
- (5)a: 誤 b: 正 c: 正 d: 正
正答 (5)
正答は (5)。(a)だけが誤った対応です。
【(a)が誤り ―― センノシドは授乳中に避ける】
センノシドが配合された便秘薬は、母乳を与える女性は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けることとされています。
理由 ……
乳児に下痢を生じるおそれがあるためです。
同じ扱いの成分 ……
センノシド、センナ、ダイオウが配合された内服薬、カサントラノール。
授乳中の便秘への対応 ……
酸化マグネシウム等の無機塩類や、プランタゴ・オバタ等の膨潤性瀉下成分を勧めるか、医師に相談するよう
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案内します。
【(b)正しい ―― 飲酒との併用】
ジフェンヒドラミン塩酸塩を主薬とする催眠鎮静薬では、服用前後は飲酒しないこととされています。
理由 ……
鎮静作用の増強が生じるおそれがあるためです。
「服用前後は飲酒しないこと」の成分 ……
かぜ薬、解熱鎮痛薬
(アセトアミノフェン等)、催眠鎮静薬、アリルイソプロピルアセチル尿素、ブロモバレリル尿素、抗ヒスタミン成分、次没食子酸ビスマス、次硝酸ビスマス等のビスマスを含む成分。
【(c)正しい ―― ケトプロフェンと光線過敏症】
使用中又は使用後しばらくしてから重篤な光線過敏症が現れることがあります。
対応 ……
使用中及び使用後しばらくは当該部位に紫外線が当たらないよう
留意する必要があります。
屋外で毎日サッカーをするという状況であれば、ケトプロフェンが配合されていない
外用鎮痛消炎薬を勧めるのが適切です。
なお ……
白い生地や薄手の服は紫外線を透過するため、それで覆うだけでは足りません。
【(d)正しい ―― 眠気防止薬の助言】
一時的に居眠りを防止することが目的であり、短期間の服用にとどめ、長期連用はしないこと、コーヒーやお茶等のカフェインを含有する飲料と同時に服用しないことを伝えるのは適切です。
なぜか ……
カフェインの過量摂取になるためです。
眠気防止薬における
カフェインの上限は1回200 mg、1日500 mgです。
注意すべき場面 ……
眠気、倦怠感を抑えることによって睡眠不足が解消されるわけではありません。
睡眠が不足したままでの運転は危険であることもあわせて伝えるべきです。
出典:登録販売者試験 令和6年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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