一般用医薬品の添付文書等の「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」と記載することとされている医薬品成分等と基礎疾…

医薬品の適正使用と安全対策 第108問

一般用医薬品の添付文書等の「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」と記載することとされている医薬品成分等と基礎疾患等の組合せの正誤について、正しい組合せはどれか。医薬品成分等 基礎疾患等a マオウ ―――――――――――――― 貧血b アセトアミノフェン ―――――――― 胃・十二指腸潰瘍c メチルエフェドリン塩酸塩 ――――― 糖尿病d エテンザミド ――――――――――― 腎臓病

正答 (2)
正答は (2)。(a)だけが誤りです。 【(a)が誤り ―― マオウは貧血ではない】 マオウで「次の診断を受けた人」として記載されるのは、心臓病、高血圧、糖尿病、甲状腺機能障害です。貧血ではありません。 なぜその四つか …… マオウにはエフェドリン類が含まれ、交感神経系を刺激します。 心臓に負担をかけ、血圧を上げ、血糖値を上げ、甲状腺機能亢進症の症状を悪化させるからです。 貧血で相談する成分 …… ピペラジンを含む成分 (ピペラジンリン酸塩等)。 貧血の症状がある人では貧血の症状を悪化させる
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おそれがあります。 【(b)正しい ―― アセトアミノフェンと胃・十二指腸潰瘍】 胃・十二指腸潰瘍の診断を受けた人は相談することとされています。 理由 …… プロスタグランジン産生抑制により胃酸分泌が亢進し、胃粘膜血流量が低下して、胃・十二指腸潰瘍を悪化させるおそれがあります。 同じ扱いの成分 …… アスピリン、エテンザミド、イソプロピルアンチピリン、アセトアミノフェン、サリチルアミド、次硝酸ビスマス、次没食子酸ビスマス等のビスマスを含む成分。 【(c)正しい ―― メチルエフェドリンと糖尿病】 糖尿病の診断を受けた人は相談することとされています。 理由 …… 肝臓でグリコーゲンを分解して血糖値を上昇させる作用があるためです。 同じ扱いの成分 …… アドレナリン作動成分 (メチルエフェドリン塩酸塩、トリメトキノール塩酸塩水和物、フェニレフリン塩酸塩、メトキシフェナミン塩酸塩等)、マオウ。 【(d)正しい ―― エテンザミドと腎臓病】 腎臓病の診断を受けた人は相談することとされています。 理由 …… 腎障害を悪化させる おそれがあるためです。 同じ扱いの成分 …… アスピリン、アスピリンアルミニウム、エテンザミド、イブプロフェン、アセトアミノフェン、アルミニウムを含む成分 (スクラルファート、アルジオキサ、合成ヒドロタルサイト、水酸化アルミニウムゲル等)、マグネシウムを含む成分、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、ピペラジンを含む成分、プソイドエフェドリン塩酸塩。 解熱鎮痛成分は肝臓病でも腎臓病でも相談することとされる点に注意してください。

出典:登録販売者試験 令和6年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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