医薬品の副作用として現れる呼吸器系の症状に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

人体の働きと医薬品 第39問

医薬品の副作用として現れる呼吸器系の症状に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 喘息は、合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛解する。b 間質性肺炎は、一般的に、原因となる医薬品の使用開始から短時間(1時間以内)のうちに起きることが多い。c 医薬品で喘息発作を起こしたことがある人は、同種の医薬品の使用を避ける必要がある。d 間質性肺炎の症状は、かぜや気管支炎の症状と区別が難しいことがある。

正答 (4)
正答は (4)。(b)だけが誤りです。 【(a)正しい ―― 喘息は消失すれば寛解する】 合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛解します。 喘息の特徴 …… 原因となる医薬品の使用後、短時間(1時間以内)のうちに、鼻水・鼻づまりが現れ、続いて咳、喘鳴及び呼吸困難を生じます。 顔面の紅潮や目の充血、吐きけ、腹痛、下痢等を伴うこともあります。 起こしやすい人 …… 解熱鎮痛薬で起こることが多く、アスピリン喘息として知られています。 成人になってから喘息を発症した人、季節に関係なく喘息発作が起こる人、「鼻茸」がある人、慢性副鼻腔炎を合併している人で発症しやすいとされています。
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【(b)が誤り ―― 1~2週間程度で起きることが多い】 間質性肺炎は、一般的に医薬品の使用開始から1~2週間程度で起きることが多いとされています。1時間以内ではありません。 「1時間以内」は …… 喘息のほうです。 二つの起こる時期を入れ替えた引っかけです。 喘息 …… 使用後短時間(1時間以内) 間質性肺炎 …… 使用開始から1~2週間程度 【(c)正しい ―― 同種の医薬品を避ける】 医薬品で喘息発作を起こしたことがある人は、同種の医薬品の使用を避ける必要があります。 なぜか …… 一度起きると、再度使用した際に同様に発症するおそれが高く、重篤化しやすいためです。 【(d)正しい ―― かぜとの区別が難しい】 間質性肺炎の症状は、かぜや気管支炎の症状と区別が難しいことがあります。 間質性肺炎の症状 …… 息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳(痰の出ない咳)、発熱等の症状を呈します。 必ずしも発熱は伴わない点も押さえてください。 経過 …… 軽症の場合は医薬品の使用を中止すれば自然と回復することがありますが、悪化すると肺線維症(不可逆的な病変)に移行することがあります。

出典:登録販売者試験 令和6年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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