次のうち、プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された一般用医薬品の鼻炎用内服薬の添付文書等において、「次の人は使用(服用)し…
医薬品の適正使用と安全対策 第106問
次のうち、プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された一般用医薬品の鼻炎用内服薬の添付文書等において、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に「次の診断を受けた人」として記載することとされている基礎疾患等の正誤について、正しい組合せはどれか。a 心臓病b 胃潰瘍c 高血圧d 甲状腺機能障害
- (1)a: 誤 b: 正 c: 正 d: 誤
- (2)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 正
- (3)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 正
- (4)a: 誤 b: 誤 c: 正 d: 正
- (5)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 誤
正答 (2)
正答は (2)。(b)だけが誤りです。
【プソイドエフェドリン塩酸塩の「使用しないこと」】
「次の診断を受けた人」として記載されるのは次のとおりです。
心臓病
高血圧
糖尿病
甲状腺機能障害
あわせて ……
「次の症状がある人」として前立腺肥大による排尿困難が記載されます。
【なぜこの四つか】
プソイドエフェドリン塩酸塩はアドレナリン作動成分で、交感神経系を刺激します。
心臓病 …… 心臓に負担をかけ、
心臓病を悪化させるおそれ
高血圧 …… 交感神経興奮作用により
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血圧を上昇させ、高血圧を悪化させるおそれ
糖尿病 …… 肝臓でグリコーゲンを
分解して血糖値を上昇させる作用
甲状腺機能障害 …… 甲状腺ホルモンの過剰により
交感神経系が緊張状態となっているため、症状を悪化させるおそれ
四つそろえて「心・高・糖・甲」と覚えておくと取りこぼしません。
【(b)が誤り ―― 胃潰瘍は該当しない】
胃潰瘍で「次の診断を受けた人」として記載されるのは、次没食子酸ビスマス、次硝酸ビスマス等のビスマスを含む成分です。
理由 ……
ビスマスの吸収が高まり、血中に移行する量が多くなるため、精神神経症状が発現するおそれがあります。
「胃・十二指腸潰瘍」なら ……
解熱鎮痛成分
(アスピリン、エテンザミド、イソプロピルアンチピリン、アセトアミノフェン、サリチルアミド)、ビスマスを含む成分が「相談すること」とされています。
【「使用しないこと」であることに注意】
プソイドエフェドリン塩酸塩は、ほかのアドレナリン作動成分と違い、「相談すること」ではなく「使用しないこと」です。
ほかのアドレナリン作動成分 ……
メチルエフェドリン塩酸塩、トリメトキノール塩酸塩水和物、フェニレフリン塩酸塩、メトキシフェナミン塩酸塩、マオウは「相談すること」です。
段階が違う点を押さえてください。
出典:登録販売者試験 令和7年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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