次の表は、ある一般用医薬品の鎮暈薬(乗物酔い防止薬)に含まれている成分の一覧である。この鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の添付文…

医薬品の適正使用と安全対策 第108問

次の表は、ある一般用医薬品の鎮暈薬(乗物酔い防止薬)に含まれている成分の一覧である。この鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の添付文書等の「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」として記載されている基礎疾患等はどれか。1回量(11歳以上)(2錠)中メクリジン塩酸塩 25mgスコポラミン臭化水素酸塩水和物 0.16mg

正答 (4)
正答は (4)。心臓病です。 【成分の一覧から読み取る】 この鎮暈薬には次の成分が含まれています。 メクリジン塩酸塩 …… 抗ヒスタミン成分 スコポラミン臭化水素酸塩水和物 ……       抗コリン成分 【なぜ心臓病か】 抗コリン成分は、心臓に負担をかけ、心臓病を悪化させるおそれがあるためです。 心臓病で相談する抗コリン成分 …… スコポラミン臭化水素酸塩水和物 メチルオクタトロピン臭化物 ジサイクロミン塩酸塩 ロートエキス 筋道 …… 抗コリン作用は副交感神経の働きを抑えるため、心拍数が上がります。
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心臓病の人には負担になります。 【ほかの選択肢を消す】 (1)糖尿病 …… アドレナリン作動成分、       マオウが該当。       この製剤には含まれない (2)肝臓病 …… 解熱鎮痛成分、サントニン、       ピペラジンを含む成分等が該当 (3)高血圧 …… アドレナリン作動成分、マオウ、       グリチルリチン酸を含む成分等が該当 (5)胃・十二指腸潰瘍 …… 解熱鎮痛成分、           ビスマスを含む成分が該当 【この二つの成分でほかに問われること】 「次の症状がある人」 ……  排尿困難  (抗ヒスタミン成分も抗コリン成分も抗コリン作用を持つため) 「次の診断を受けた人」 ……  緑内障  (房水流出路が狭くなり眼圧が上昇するため) 「してはいけないこと」 ……  「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」  (眠気、目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあるため) 乗物酔い防止薬そのものにもこの記載があります。 【乗物酔い防止薬の注意】 3歳未満の乳幼児を対象とした 製品はない かぜ薬、解熱鎮痛薬、催眠鎮静薬、鎮咳去痰薬、胃腸薬等と併用を避ける (成分が重複しやすいため)

出典:登録販売者試験 令和7年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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