滋養強壮保健薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…
主な医薬品とその作用 第96問
滋養強壮保健薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 数種類の生薬をアルコールで抽出した薬用酒は、手術や出産の直後等の滋養強壮を目的として用いられる。b アスパラギン酸ナトリウムは、皮膚におけるメラニンの生成を抑えるとともに、皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促す働きがある。c ヘスペリジンは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている場合がある。d ニンジンは、神経系の興奮や副腎皮質の機能亢進等の作用により、外界からのストレス刺激に対する抵抗力や新陳代謝を高めるとされる。
- (1)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 正
- (2)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (3)a: 誤 b: 正 c: 誤 d: 正
- (4)a: 誤 b: 誤 c: 誤 d: 正
- (5)a: 誤 b: 正 c: 正 d: 誤
正答 (4)
正答は (4)。(d)だけが正しい記述です。
【(a)が誤り ―― 出血しやすい人は避ける】
数種類の生薬をアルコールで抽出した薬用酒は、血行促進作用があることから、手術や出産の直後等で出血しやすい人では使用を避ける必要があります。
「滋養強壮を目的として用いられる」のはそのとおりですが、手術や出産の直後は避けるべき場面です。
そのほかの注意 ……
アルコールを含有するため、服用後に乗物又は機械類の運転操作を避ける必要があります。
また、アルコールに弱い人、小児では使用を避けます。
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【(b)が誤り ―― これはシステインの働き】
皮膚におけるメラニンの生成を抑えるとともに、皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促す働きがあるのはシステインです。
アスパラギン酸ナトリウムとは ……
骨格筋に溜まった
乳酸の分解を促す等の働きを期待して用いられます。
【(c)が誤り ―― これはグルクロノラクトンの働き】
肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合されるのはグルクロノラクトンです。
ヘスペリジンとは ……
ビタミン様物質のひとつで、ビタミンCの吸収を助ける等の作用があるとされます。
ヘスペリジンとその他の成分を並べる ……
ヘスペリジン …… ビタミンCの吸収を助ける
コンドロイチン硫酸 …… 軟骨成分の形成・修復
グルクロノラクトン …… 肝臓の働きを助ける
ガンマ-オリザノール …… 抗酸化作用
【(d)正しい ―― ニンジン】
神経系の興奮や副腎皮質の機能亢進等の作用により、外界からのストレス刺激に対する抵抗力や新陳代謝を高めるとされます。
基原 ……
ウコギ科のオタネニンジンの細根を除いた根、又はこれを軽く湯通ししたもの。
コウジンとの違い ……
コウジン(紅参)は、オタネニンジンの根を蒸したものです。
基原は同じで、加工の仕方が違います。
出典:登録販売者試験 令和7年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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