第1欄の記述は、鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の配合成分に関するものである。該当する配合成分は第2欄のどれか。…

主な医薬品とその作用 第28問

第1欄の記述は、鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の配合成分に関するものである。該当する配合成分は第2欄のどれか。第1欄抗ヒスタミン成分であり、延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射を抑える作用を示す。外国において、乳児突然死症候群や乳児睡眠時無呼吸発作のような致命的な呼吸抑制を生じたとの報告があるため、15歳未満の小児では使用を避ける必要がある。

正答 (1)
正答は (1)。プロメタジン塩酸塩です。 第1欄の決め手は「外国において、乳児突然死症候群や乳児睡眠時無呼吸発作のような致命的な呼吸抑制を生じたとの報告があるため、15歳未満の小児では使用を避ける」の部分です。この注意が付いている抗ヒスタミン成分は、プロメタジン塩酸塩等のプロメタジンを含む成分です。 【ほかの選択肢】 (2) スコポラミン臭化水素酸塩水和物 …… 抗コリン成分。消化管からよく吸収され、他の抗コリン成分と比べて脳内に移行しやすいとされますが、肝臓で速やかに代謝されるため、抗ヒスタミン成分等と比べて作用の持続時間は短いとされます。
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(3) アリルイソプロピルアセチル尿素 …… 鎮静成分。不安や緊張などの心理的な要因による乗物酔いの発現を抑えることを目的として配合されます。抗ヒスタミン成分ではありません。 (4) ジフェニドール塩酸塩 …… 抗めまい成分。内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示します。抗ヒスタミン成分と共通する類似の薬理作用を示しますが、専ら抗めまい成分として用いられます。 (5) ジフェンヒドラミンテオクル酸塩 …… 抗ヒスタミン成分ですが、15歳未満の小児に対するこの注意は付いていません。 【つながりで覚える】 乗物酔い防止薬の抗ヒスタミン成分(ジメンヒドリナート、メクリジン塩酸塩、プロメタジン塩酸塩等)は、延髄の嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射を抑える作用を示します。そのうち「15歳未満は使用を避ける」が付くのがプロメタジン、と結びつけて覚えましょう。

出典:登録販売者試験 令和5年度(愛知県 公表問題)出典元ページ

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