アレルギー(過敏反応)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第6問

アレルギー(過敏反応)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a アレルギーは、外用薬では引き起こされない。b アレルギーは、薬理作用がない添加物では引き起こされない。c 医薬品にアレルギーを起こしたことがない人は、病気等に対する抵抗力が低下している状態などの場合でも、アレルギーを生じることはない。d アレルギーには体質的・遺伝的な要素はない。

正答 (5)
正答は (5)。a〜d はすべて誤りです。 4つとも「〜ない」という全否定の形になっています。アレルギーについては、どの条件でも起こりうる、というのが基本的な考え方ですので、これらはすべて誤りと判断できます。一つずつ理由を確かめましょう。 【(a)が誤り ―― 外用薬でも起こる】 アレルギーは、内服薬だけでなく外用薬等によっても引き起こされることがあります。 皮膚に塗ったり貼ったりするものであっても、成分は皮膚から吸収されます。実際に、外用鎮痛消炎薬による接触皮膚炎や光線過敏症は、代表的な副作用として知られています。
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【(b)が誤り ―― 添加物でも起こる】 医薬品の有効成分だけでなく、基本的に薬理作用がない添加物も、アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)となり得ます。 添加物として知られる代表的なものを挙げておきます。 黄色4号(タートラジン) カゼイン …… 牛乳に含まれるタンパク質に由来する 亜硫酸塩(亜硫酸ナトリウム、ピロ硫酸カリウム等) カゼインは牛乳由来ですので、牛乳にアレルギーがある人は使用を避ける必要があります。同じ理由で、タンニン酸アルブミンも牛乳アレルギーのある人は使用できません。「有効成分ではないから安心」とはならない例として、しっかり覚えてください。 【(c)が誤り ―― 体調によって起こることがある】 医薬品を使用してアレルギーを起こしたことがない人であっても、病気等に対する抵抗力が低下している状態などの場合には、医薬品がアレルゲンになることがあり、思わぬアレルギーを生じることがあります。 免疫の働きは体調によって変わります。「今まで平気だったから今回も大丈夫」とは限らない、ということです。 【(d)が誤り ―― 体質的・遺伝的な要素はある】 アレルギーには、体質的・遺伝的な要素もあります。 したがって、近い親族にアレルギー体質の人がいる場合には、注意が必要とされています。購入者への聴き取りでは、本人のアレルギー歴だけでなく、家族の体質についても尋ねる意味があるわけです。 【アレルギーについてのまとめ】 アレルギーの基本的な性質を整理しておきましょう。 用量とは関係なく起こる …… 通常の使用量でも、ごく少量でも起こりうる 主な症状 …… 皮膚の痒み、蕁麻疹、湿疹、かぶれ、鼻炎、結膜炎など 重篤なもの …… ショック(アナフィラキシー) 鶏卵や牛乳等を原材料として作られている医薬品 …… それらに対するアレルギーがある人では使用を避ける

出典:登録販売者試験 令和6年度(愛知県 公表問題)出典元ページ

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