一般用医薬品の添付文書の使用上の注意及びその理由に関する記述のうち、正しいものはどれか。…
医薬品の適正使用と安全対策 第105問
一般用医薬品の添付文書の使用上の注意及びその理由に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- (1)抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬(睡眠改善薬)は、交感神経興奮作用により血圧を上昇させ、高血圧を悪化させるおそれがあるため、「高血圧の診断を受けた人」には使用しないこととされている。
- (2)ピレンゼピン塩酸塩水和物が配合された胃腸薬の長期連用により、アルミニウム脳症及びアルミニウム骨症を生じるおそれがあるため、長期連用しないこととされている。
- (3)スコポラミン臭化水素酸塩水和物が配合された胃腸鎮痛鎮痙薬の服用により、眠気、目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあるため、服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこととされている。
- (4)駆虫薬はヒマシ油と併用することで、駆虫成分が吸収されにくくなるため、駆虫薬を使用している間はヒマシ油を使用しないこととされている。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
スコポラミン臭化水素酸塩水和物などの抗コリン成分は、眠気、目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあるため、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」とされています。記述のとおりです。
【ほかの選択肢】
(1) 誤り。「交感神経興奮作用により血圧を上昇させ、高血圧を悪化させるおそれがある」ため「高血圧の診断を受けた人」は使用しないこととされているのは、プソイドエフェドリン塩酸塩です。抗ヒスタミン成分を主薬とする睡眠改善薬で「次の人は使用しないこと」とされるのは、「日常的に不眠の人、不眠症の診断を受けた人」(睡眠改善薬は慢性的な不眠症状に用いるものではないため)や15歳未満の小児などです。
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(2) 誤り。長期連用によりアルミニウム脳症及びアルミニウム骨症を生じるおそれがあるため長期連用しないこととされているのは、スクラルファート、水酸化アルミニウムゲル等のアルミニウムを含む成分です。ピレンゼピン塩酸塩水和物は、胃液の分泌を抑える抗コリン成分です。
(4) 誤り。駆虫薬とヒマシ油を併用すると、駆虫成分が腸管内にとどまらず吸収されやすくなり、副作用を生じる危険性が高まるため、ヒマシ油は使用しないこととされています。「吸収されにくくなる」は逆です。
出典:登録販売者試験 令和6年度(愛知県 公表問題)出典元ページ
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