1~5の医薬品副作用被害救済制度の給付のうち、請求期限がないものはどれか。…
医薬品の適正使用と安全対策 第117問
1~5の医薬品副作用被害救済制度の給付のうち、請求期限がないものはどれか。
- (1)医療費
- (2)医療手当
- (3)障害年金
- (4)遺族年金
- (5)葬祭料
正答 (3)
正答は (3)。障害年金には請求期限がありません。
【給付の種類と請求期限】
医薬品副作用被害救済制度の給付は、次の7種類です。請求期限とあわせて覚えてください。
医療費 …… 医療費の支給の対象となる費用の支払いが行われたときから5年以内
医療手当 …… 請求に係る医療が行われた日の属する月の翌月の初日から5年以内
障害年金 …… 請求期限なし
障害児養育年金 …… 請求期限なし
遺族年金 …… 死亡のときから5年以内
遺族一時金 …… 死亡のときから5年以内
葬祭料 …… 死亡のときから5年以内
解説の続きをみる続きを閉じる
【なぜ障害年金には期限がないのか】
障害年金と障害児養育年金は、副作用による障害の状態にある間、継続して支給されるものです。障害の状態は長く続き、また後から判明することもありますので、期限を設けることになじみません。
一方、医療費や医療手当は、その時々にかかった費用を補うものですし、遺族年金、遺族一時金、葬祭料は、死亡という一時点を起点とするものですので、期限が設けられています。
期限がないのは「障害」に関する2つの給付、と覚えておくと確実です。
【各給付の内容】
それぞれの給付が何を対象とするのかも、あわせて押さえておきましょう。
医療費 …… 医薬品の副作用による疾病の治療に要した費用を実費補償するもの(健康保険等による給付の額を差し引いた自己負担分)
医療手当 …… 医薬品の副作用による疾病の治療に伴う医療費以外の費用の負担に着目して給付されるもの(定額)
障害年金 …… 医薬品の副作用により一定程度の障害の状態にある18歳以上の人の生活補償等を目的として給付されるもの
障害児養育年金 …… 医薬品の副作用により一定程度の障害の状態にある18歳未満の人を養育する人に対して給付されるもの
遺族年金 …… 生計維持者が医薬品の副作用により死亡した場合に、その遺族の生活の立て直し等を目的として給付されるもの(最高10年間を限度)
遺族一時金 …… 生計維持者以外の人が医薬品の副作用により死亡した場合に、その遺族に対する見舞等を目的として給付されるもの
葬祭料 …… 医薬品の副作用により死亡した人の葬祭を行うことに伴う出費に着目して給付されるもの(定額)
18歳を境に、障害年金と障害児養育年金が分かれるという点も、あわせて覚えておいてください。
なお、給付の種類によっては請求期限があり、医療費、医療手当、遺族年金、遺族一時金及び葬祭料については、請求期限があるという整理でも構いません。「期限があるのは5つ、ないのは2つ」と数で覚える方法もあります。
出典:登録販売者試験 令和6年度(愛知県 公表問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。解説は愛知県の見解ではありません。内容について、愛知県へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「医薬品の適正使用と安全対策」のほかの問題
- 令和7年度 第117問医薬品の適正使用のための啓発活動等に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 令和5年度 第103問一般用医薬品の添付文書の「使用上の注意」の「してはいけないこと」の項目に関する記述のうち
- 令和5年度 第109問医薬品の保管及び取扱いに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 令和5年度 第115問医薬品医療機器等法第68条の10第2項の規定に基づく医薬品の副作用等報告に関する記述の正
- 令和7年度 第101問一般用医薬品の適正使用情報に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 令和7年度 第107問一般用検査薬の添付文書に記載することとされている事項の正誤について、正しい組み合わせはど
スポンサーリンク

