腎臓に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、同じ記号の( )内には同じ…

人体の働きと医薬品 第66問

腎臓に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入る。腎臓に入る動脈は細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった( a )を形成する。( a )の外側を袋状の( b )が包み込んでおり、これを( c )という。

正答 (1)
正答は (1)。a は糸球体、b はボウマン嚢、c は腎小体です。 腎臓の構造は、入れ子になった3つの名前を正しく並べられるかが問われます。図を思い浮かべながら、次の順で押さえてください。 【(a)糸球体 ―― 毛細血管の毛玉】 腎臓に入る動脈は細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった糸球体を形成します。毛糸の玉のような形をしていることから、この名がついています。 【(b)ボウマン嚢 ―― 糸球体を包む袋】 糸球体の外側を、袋状のボウマン嚢が包み込んでいます。糸球体から濾し出された液体を受け止める、受け皿の役割です。
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【(c)腎小体 ―― 2つを合わせた呼び名】 糸球体とボウマン嚢を合わせて腎小体といいます。つまり、糸球体という中身と、ボウマン嚢という包みを合わせた全体の呼び名です。 【まとめて覚える】 関係を言葉で並べると、次のようになります。 糸球体 …… 毛細血管が球状になったもの(中身) ボウマン嚢 …… 糸球体を包む袋(包み) 腎小体 …… 糸球体+ボウマン嚢(合わせた呼び名) ネフロン …… 腎小体+尿細管(腎臓の基本的な機能単位) さらに一段階大きくすると、腎小体と尿細管をあわせてネフロンと呼びます。腎臓の働きを説明するときの最小単位ですので、この名前もあわせて覚えておいてください。 【尿がつくられる流れ】 構造とあわせて、尿ができるまでの流れも押さえておきましょう。 糸球体で濾過される …… 血液中の老廃物、そして血球やタンパク質以外の成分が濾し出される ボウマン嚢に入って原尿となる 尿細管で再吸収される …… 原尿中のブドウ糖やアミノ酸、必要な水分や電解質が再吸収される 残りが尿となる ここで重要なのは、血球やタンパク質のような大きな分子は、糸球体を通り抜けることができないという点です。ですから、尿にタンパクや血液が出ている場合は、腎臓に異常があることを示します。医薬品の副作用による腎障害の設問ともつながります。

出典:登録販売者試験 令和5年度(愛知県 公表問題)出典元ページ

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