全身的に現れる副作用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…

人体の働きと医薬品 第76問

全身的に現れる副作用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)は、38℃以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態です。一旦発症すると多臓器障害の合併症等により致命的な転帰をたどることがあり、皮膚症状が軽快した後も眼や呼吸器等に障害が残ったりする重篤な疾患です。「致命的な転帰をたどることはない」が誤りです。 また、後半も逆になっています。手引きでは「中毒性表皮壊死融解症の症例の多くが、皮膚粘膜眼症候群の進展型とみられる」とされています。
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【ほかの選択肢】 (1) 正しい。ショック(アナフィラキシー)は即時型のアレルギー反応の一種で、一旦発症すると病態は急速に悪化することが多く、適切な対応が遅れるとチアノーゼや呼吸困難等を生じ、死に至ることがあります。 (3) 正しい。肝機能障害が疑われた時点で、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、医師の診療を受けることが重要です。漫然と使用を続けると、不可逆的な病変(肝不全)を生じ、死に至ることもあります。 (4) 正しい。偽アルドステロン症は、体表面積が小さい者や高齢者で生じやすく、長期服用後に初めて発症する場合もあります。複数の医薬品や、医薬品と食品との相互作用によって起きることもあります。 【発生頻度】 皮膚粘膜眼症候群は人口100万人当たり年間1〜6人、中毒性表皮壊死融解症は年間0.4〜1.2人と報告されています。

出典:登録販売者試験 令和6年度(愛知県 公表問題)出典元ページ

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