次の成分(その水和物及びそれらの塩類を含む。)のうち、濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品(平成2…

薬事に関する法規と制度 第92問

次の成分(その水和物及びそれらの塩類を含む。)のうち、濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品(平成26年厚生労働省告示第252号)の有効成分として、正しいものの組み合わせはどれか。a ブロモバレリル尿素b ジフェンヒドラミンc カフェインd ジヒドロコデイン

正答 (4)
正答は (4)。正しいのは(a)ブロモバレリル尿素と(d)ジヒドロコデインです。 【指定されている成分】 濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品の有効成分は、次の6つです(その水和物およびそれらの塩類を含みます)。 エフェドリン コデイン ジヒドロコデイン ブロモバレリル尿素 プソイドエフェドリン メチルエフェドリン この6つを丸ごと覚えてしまうのが確実です。選択肢のうち、ブロモバレリル尿素とジヒドロコデインが該当します。 【覚え方】 性質ごとに3つの組に分けると整理しやすくなります。
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咳を鎮める成分 …… コデイン、ジヒドロコデイン。麻薬性鎮咳成分で依存性がある 交感神経を刺激する成分 …… エフェドリン、メチルエフェドリン、プソイドエフェドリン 鎮静成分 …… ブロモバレリル尿素。依存性がある プソイドエフェドリンとメチルエフェドリンは覚醒剤原料にも該当します。関連づけて覚えておくと役に立ちます。 【他の選択肢について】 ジフェンヒドラミンは抗ヒスタミン成分、カフェインは眠気防止薬等に配合される成分です。いずれも指定の6成分には含まれていません。 ただし、カフェインには反復摂取により依存を形成する性質があるという点は、第3章で学ぶとおりです。「依存性があるかどうか」と「指定されているかどうか」は別の話である、という点に注意してください。指定されているのは、あくまで上の6成分です。 ※令和8年4月一部改訂の手引きでは「指定濫用防止医薬品」に改められ、指定成分はジフェンヒドラミン、デキストロメトルファンを加えた8つ(いずれも外用剤を除く)になっています。 【販売時の確認義務】 これらの医薬品を販売する際には、薬剤師または登録販売者が、次の事項を確認しなければならないとされています。 若年者の場合は、購入者等の氏名及び年齢 他の薬局開設者等からの当該医薬品及び関連製品の購入等の状況 適正な使用のために必要と認められる数量を超えて購入しようとする場合は、その理由 その他、適正な使用を目的とする購入等であることを確認するために必要な事項 そのうえで、適正な使用を目的とする購入等であることを確認した上で販売しなければなりません。 実務では、原則として1人1包装単位とし、複数購入や頻回購入の申し出には慎重に対応します。不審な点があれば、販売を差し控えるという判断も必要です。 なお、薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚醒剤、大麻等)によるものばかりでなく、一般用医薬品によっても生じ得るという点も、第1章・第5章とあわせて押さえておきましょう。

出典:登録販売者試験 令和6年度(愛知県 公表問題)出典元ページ

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