一般用医薬品及び一般用検査薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…
医薬品の適正使用と安全対策 第108問
一般用医薬品及び一般用検査薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a 一般用医薬品を使用した人が医療機関を受診する際には、その添付文書を持参し、医師や薬剤師に見せて相談がなされることが重要である。b 一般用医薬品は、複数の有効成分が配合されている場合が多く、使用方法や効能・効果が異なる医薬品同士でも、同一成分又は類似の作用を有する成分が重複することがある。c 一般用検査薬では、その検査結果のみで確定診断はできないので、判定が陽性であれば速やかに医師の診断を受ける旨が添付文書に記載されている。d 一般用検査薬の添付文書には、検査結果が陰性であっても何らかの症状がある場合は、再検査するか又は医師に相談する旨等が記載されている。
- (1)a: 正 b: 正 c: 正 d: 誤
- (2)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 正
- (3)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 正
- (4)a: 誤 b: 正 c: 正 d: 正
- (5)a: 正 b: 正 c: 正 d: 正
正答 (5)
正答は (5)。a から d まですべて正しい記述です。
【(a)正しい ―― 受診時には添付文書を持参する】
一般用医薬品を使用した人が医療機関を受診する際には、その添付文書を持参し、医師や薬剤師に見せて相談がなされることが重要です。
受診時に医療用医薬品が処方された場合、一般用医薬品との相互作用や成分の重複を避けるために、何を使っていたかを正確に伝える必要があります。口頭では成分名まで伝わらないので、現物や添付文書を見せるのが確実です。
このことから、添付文書は必要なときにすぐ取り出せるよう、医薬品を使い終わるまで保管しておく必要があります。
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【(b)正しい ―― 成分の重複が起こりうる】
一般用医薬品は複数の有効成分が配合されている場合が多く、使用方法や効能・効果が異なる医薬品同士でも、同一成分又は類似の作用を有する成分が重複することがあります。
(例)かぜ薬と鎮咳去痰薬 …… どちらにも抗ヒスタミン成分
(例)かぜ薬と解熱鎮痛薬 …… どちらにも解熱鎮痛成分
(例)かぜ薬と睡眠改善薬 …… どちらにも抗ヒスタミン成分
これが「他の医薬品との併用に注意する」という指導の根拠になります。
【(c)正しい ―― 陽性なら速やかに受診】
一般用検査薬では、その検査結果のみで確定診断はできません。したがって、判定が陽性であれば速やかに医師の診断を受ける旨が添付文書に記載されています。
検査薬はあくまで受診のきっかけをつくるものであって、診断に代わるものではありません。
【(d)正しい ―― 陰性でも症状があれば相談】
検査結果が陰性であっても、何らかの症状がある場合は、再検査するか又は医師に相談する旨等が記載されています。
検査薬には偽陰性(実際には該当するのに陰性と出る)が起こりえます。症状があるのに陰性だった、という状況を放置させないための記載です。
出典:登録販売者試験 令和7年度(愛知県 公表問題)出典元ページ
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