胃腸鎮痛鎮痙薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
主な医薬品とその作用 第30問
胃腸鎮痛鎮痙薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)パパベリン塩酸塩は、抗コリン成分であり、胃液分泌を抑える作用がある。
- (2)チキジウム臭化物は、副交感神経系の働きを抑える作用が消化管に限定されないため、散瞳による目のかすみや異常な眩しさ等の副作用が現れることがあり、乗物又は機械類の運転操作を避ける必要がある。
- (3)アミノ安息香酸エチルは、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、6歳未満への使用は避ける必要がある。
- (4)オキセサゼインは、痛みが感じにくくなることで重大な消化器疾患や状態の悪化等を見過ごすおそれがあり、長期間にわたって漫然と使用することは避けることとされている。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
パパベリン塩酸塩は抗コリン成分ではありません。消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用を示すとされ、抗コリン成分と異なり、胃液分泌を抑える作用は見出されていません。なお、自律神経系を介した作用ではありませんが、眼圧を上昇させる作用を示すことが知られており、緑内障の診断を受けた人は使用前に医師等へ相談する必要があります。
【ほかの選択肢】
(2) 正しい。チキジウム臭化物などの抗コリン成分が副交感神経系の働きを抑える作用は消化管に限定されないため、散瞳による目のかすみや異常な眩しさ、顔のほてり、頭痛、眠気、口渇、便秘、排尿困難等の副作用が現れることがあります。重大な事故につながるおそれがあるため、使用後は乗物又は機械類の運転操作を避ける必要があります。
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(3) 正しい。アミノ安息香酸エチルは、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、6歳未満の小児への使用は避ける必要があります。
(4) 正しい。オキセサゼインなどの局所麻酔成分は、痛みが感じにくくなることで重大な消化器疾患や状態の悪化等を見過ごすおそれがあり、長期間にわたって漫然と使用することは避けることとされています。オキセサゼインには胃液分泌を抑える作用もあるとされます。
出典:登録販売者試験 令和7年度(愛知県 公表問題)出典元ページ
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