脂質異常症に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。…

主な医薬品とその作用 第37問

脂質異常症に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。医療機関で測定する検査値として、低密度リポタンパク質(LDL)が( a )mg/dL以上、高密度リポタンパク質(HDL)が( b )mg/dL 未満、中性脂肪が( c )mg/dL 以上のいずれかである状態を、脂質異常症という。

正答 (1)
正答は (1)。a は140、b は40、c は150です。 脂質異常症の診断基準は、数値をそのまま問われる数少ない論点のひとつです。次の3つを丸ごと覚えてしまいましょう。 低密度リポタンパク質(LDL) …… 140mg/dL 以上 高密度リポタンパク質(HDL) …… 40mg/dL 未満 中性脂肪(トリグリセリド) …… 150mg/dL 以上 このうちいずれか1つでも当てはまれば脂質異常症とされます。「すべてに当てはまる場合」ではありませんので、そこを書き換えた選択肢にも注意してください。
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【数字を取り違えないための考え方】 まず、不等号の向きが1つだけ違う点に注目します。LDLと中性脂肪は「多すぎるとよくない」ので以上、HDLは「少なすぎるとよくない」ので未満です。 LDL …… 血液中のコレステロールを末梢組織へ運ぶ。いわゆる悪玉 HDL …… 末梢組織のコレステロールを肝臓へ運ぶ。いわゆる善玉 この役割の違いがそのまま不等号の向きになりますので、丸暗記ではなく意味から導けるようにしておくと、本番で迷いません。 数字のほうは、140、40、150 の並びです。LDLの140と中性脂肪の150が近い値で紛らわしいので、「悪玉は140、中性脂肪はそれより少し大きい150」と結びつけておきましょう。 【脂質異常症とはどういう状態か】 脂質異常症は、それ自体では自覚症状がほとんどありません。しかし、この状態が続くと血管の壁にコレステロールが蓄積し、動脈硬化が進んで、心臓病や脳血管障害の危険性が高まります。 高コレステロール改善薬は、あくまで食事療法や運動療法の補助として用いるものであり、生活習慣の改善なしに薬だけで対処するものではありません。また、生活習慣の改善を図りつつ1〜3か月続けても検査値に改善がみられない場合には、医療機関の受診を勧めるべきとされています。この期間もあわせて覚えておいてください。

出典:登録販売者試験 令和5年度(愛知県 公表問題)出典元ページ

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