口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

主な医薬品とその作用 第37問

口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a 含嗽薬は、口腔及び咽頭の殺菌・消毒・洗浄、口臭の除去等を目的として、用時水に希釈又は溶解してうがいに用いる、又は患部に塗布した後、水でうがいする外用液剤である。b トローチ剤やドロップ剤は、有効成分が速やかに咽頭部に行き渡るよう、よく噛み砕いて飲み込んで使用する。c 含嗽薬は、水で用時希釈又は溶解して使用するものが多いが、調製した濃度が濃すぎても薄すぎても効果が十分得られない。d 口腔咽喉薬及び含嗽薬は、口腔内や咽頭における局所的な作用を目的とする医薬品であるため、全身的な影響を生じることはない。

正答 (3)
正答は (3)。b と d が誤りです。 【(a)正しい ―― 含嗽薬の定義】 含嗽薬は、口腔および咽頭の殺菌・消毒・洗浄、口臭の除去等を目的として、用時水に希釈または溶解してうがいに用いる、または患部に塗布した後に水でうがいする外用液剤です。 【(b)誤り ―― 噛み砕いてはいけない】 ここが引っかけどころです。トローチ剤やドロップ剤は、噛み砕かずに口中で舐めて徐々に溶かすようにして使用します。 理由は明快です。これらの剤形は、有効成分を口腔や咽頭の患部に長く留まらせるために作られています。噛み砕いて飲み込んでしまえば、患部に触れる時間がほとんどなくなり、効果が期待できません。
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【(c)正しい ―― 濃度が薄くても濃くてもいけない】 含嗽薬は水で用時希釈または溶解して使用するものが多く、調製した濃度が濃すぎても薄すぎても効果が十分に得られません。 薄すぎれば殺菌が足りず、濃すぎれば粘膜を刺激します。定められた希釈の割合を守ることが大切です。 【(d)誤り ―― 全身的な影響が生じることがある】 口腔咽喉薬や含嗽薬は局所的な作用を目的とする医薬品ですが、成分の一部が粘膜から吸収されて循環血液中に入り、全身的な影響を生じることがあります。 ヨウ素を含む含嗽薬では、ヨウ素の一部が血液−胎盤関門を通過して胎児に移行すること、甲状腺におけるホルモン産生に影響を及ぼすおそれがあることが知られています。「局所だから全身には影響しない」という言い切りは、この試験では必ず誤りです。 【あわせて押さえること】 うがいをする際は、薬液が口中に行き渡るようにする 噴射式の液剤は、息を吐きながら噴射することが望ましい  (吸い込むと気管支や肺に入るおそれがある) ヨウ素系成分は、レモン汁やお茶などに含まれるビタミンC等と  反応すると殺菌作用が失われる

出典:登録販売者試験 令和7年度(愛知県 公表問題)出典元ページ

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