歯や口中に用いる薬に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
主な医薬品とその作用 第51問
歯や口中に用いる薬に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)歯痛薬は、歯の齲蝕(むし歯)による歯痛を応急的に鎮めることを目的とする一般用医薬品であり、歯の齲蝕が修復されることはない。
- (2)歯槽膿漏薬は、患部局所に適用する外用薬のほか、内服で用いるものもある。内服薬は、抗炎症成分、ビタミン成分等が配合されたもので、外用薬と併せて用いると効果的である。
- (3)歯槽膿漏薬には、歯周組織の血行を促す効果を期待して、カルバゾクロムが配合されている場合がある。
- (4)茵蔯蒿湯は、体力中等度以上で口渇があり、尿量少なく、便秘するものの口内炎に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
歯槽膿漏薬(外用薬・内服薬とも)に配合されるカルバゾクロムは、炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用(止血作用)を期待して用いられます。歯周組織の血行を促す効果を期待して配合されるのは、ビタミンE(トコフェロール酢酸エステル等)です。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。歯痛薬は、歯の齲蝕による歯痛を応急的に鎮めることを目的とする一般用医薬品であり、歯の齲蝕が修復されることはありません。早めに歯科を受診して治療を受けることが基本です。
(2) 正しい。歯槽膿漏薬には、患部局所に適用する外用薬のほか内服で用いるものもあり、内服薬は抗炎症成分、ビタミン成分等が配合されたもので、外用薬と併せて用いると効果的です。
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(4) 正しい。茵蔯蒿湯は、体力中等度以上で口渇があり、尿量少なく、便秘するものの蕁麻疹、口内炎、湿疹・皮膚炎、皮膚の痒みに適すとされますが、体の虚弱な人、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされます。
【覚え方】
カルバゾクロムは、痔の薬では「毛細血管を補強、強化して出血を抑える」止血成分として登場します。どの薬効群でも「出血を抑える」成分と覚えておけば、「血行を促す」という入れ替えに気づけます。
出典:登録販売者試験 令和7年度(愛知県 公表問題)出典元ページ
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