医薬品の販売方法等に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。…
薬事に関する法規と制度 第98問
医薬品の販売方法等に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。a 配置販売業において、医薬品を先用後利によらず現金売りを行うことは、顧客の求めに応じたものであれば配置による販売行為に当たる。b キャラクターグッズ等の景品類を提供して販売することは、不当景品類及び不当表示防止法の限度内であれば認められている。c 薬局及び店舗販売業において、許可を受けた薬局又は店舗以外の場所に医薬品を貯蔵し、そこを拠点として販売等に供することは認められていない。d 組み合わせ販売においては、個々の医薬品等の外箱等に記載された医薬品医療機器等法に基づく記載事項が、組み合わせ販売のため使用される容器の外から見えない状態であっても販売することができる。
- (1)(a、c)
- (2)(b、c)
- (3)(b、d)
- (4)(a、d)
正答 (2)
正答は (2)。(b、c)の組み合わせです。
【(a)誤り ―― 現金売りは配置販売に当たらない】
配置販売業は、先用後利(先に医薬品を預けておき、使った分の代金を後から受け取る)という形で行うものです。
医薬品を先用後利によらず現金売りすることは、配置による販売行為に当たりません。顧客の求めに応じたものであっても同じで、医薬品医療機器等法違反となります。
【(b)正しい ―― 景品類の提供は限度内なら可】
キャラクターグッズ等の景品類を提供して販売することは、不当景品類及び不当表示防止法の限度内であれば認められています。
解説の続きをみる続きを閉じる
ただし、医薬品を懸賞や景品として授与することは、原則として認められていません。景品を付けて医薬品を売るのはよいが、医薬品そのものを景品にするのは駄目、という区別です。
【(c)正しい ―― 許可を受けた場所以外での貯蔵・販売は不可】
薬局及び店舗販売業において、許可を受けた薬局又は店舗以外の場所に医薬品を貯蔵し、そこを拠点として販売等に供することは認められていません(法第37条第1項違反)。
出張販売や露店販売、事務所での取り置き販売が問題になるのもここです。
【(d)誤り ―― 記載事項が見えなければならない】
組み合わせ販売では、個々の医薬品等の外箱等に記載された法定表示事項が、組み合わせ販売のため使用される容器の外から見えなければなりません(法第51条)。見えない状態での販売は認められません。
【組み合わせ販売の考え方】
組み合わせ販売は、購入者の利便性のためという目的に合っていることが前提です。
認められる …… 購入者の利便性に資するもの
(例)かぜ薬と体温計、水虫薬とガーゼ・脱脂綿
認められない …… 効能効果が重複する組み合わせ
主たる医薬品の販売促進のための景品的な意図で抱き合わせるもの
出典:登録販売者試験 令和7年度(愛知県 公表問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。解説は愛知県の見解ではありません。内容について、愛知県へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「薬事に関する法規と制度」のほかの問題
- 令和5年度 第98問医薬品の販売方法等に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- 令和6年度 第84問医薬品の販売業に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 令和6年度 第90問行政庁による監視指導及び処分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 令和6年度 第96問要指導医薬品に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- 令和5年度 第82問医薬品に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
- 令和5年度 第88問保健機能食品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
スポンサーリンク

