GM計数管式サーベイメータにより放射線を測定し、1,500cpsの計数率を得た。GM計数管の分解時間が100µsであると…

エックス線の測定に関する知識 第28問

GM計数管式サーベイメータにより放射線を測定し、1,500cpsの計数率を得た。GM計数管の分解時間が100µsであるとき、真の計数率(cps)に最も近い値は次のうちどれか。

正答 (5)
正答は (5)。約1,750cps です。 【数え落としを補正する式】 N = n ÷( 1 − nτ ) N 真の計数率  n 測定された計数率  τ 分解時間 【あてはめる】 n = 1,500cps τ = 100µs = 100 × 10⁻⁶秒 = 0.0001秒 nτ = 1,500 × 0.0001 = 0.15 N = 1,500 ÷( 1 − 0.15 ) = 1,500 ÷ 0.85   = 約1,765cps → 約1,750cps 【解く順序】
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① 分解時間を秒に直す(µs → 10⁻⁶秒) ② nτを計算する ③ n ÷(1 − nτ)を計算する 【数え落とし】 一つの放射線を数えた後、しばらく次を数えられない時間がある → その間に来た放射線は数えられない → 測定値は、真の値より小さくなる だから補正は、必ず測定値より大きい値になります。選択肢のうち1,500より小さい(1)(2)は、この時点で除けます。 【nτの意味】 数えられなかった時間の割合 0.15ですから、15%の時間は数えられない状態だったことになります。その分を取り戻すために、0.85で割ります。 【計数率が高いほど補正が大きい】 n = 700 → nτ = 0.07 → 約7%の補正 n = 1,500 → nτ = 0.15 → 約18%の補正 n = 5,000 → nτ = 0.5 → 2倍の補正 高い計数率では、補正しきれなくなります。さらに高くなると、窒息現象を起こして指示がゼロになります。 【単位の換算】 µ(マイクロ) = 10⁻⁶ 100µs を 100秒 や 0.1秒 と取り違えると、答えがまったく変わります。 【見当をつける】 0.85で割る → 約1.18倍 1,500 × 1.18 = 約1,770 → 選択肢では1,750

出典:エックス線作業主任者 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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