48 歳男性。近視でハードコンタクトレンズを使用している。45 歳時より眼科でドライアイと診断され、ジクアホソルナトリウ…
薬学実践問題(病態) 第294問
48 歳男性。近視でハードコンタクトレンズを使用している。45 歳時より眼科でドライアイと診断され、ジクアホソルナトリウム点眼液を処方され、点眼している。ここ数年2 ~4 月頃に発作性反復性のくしゃみ、水性鼻漏と鼻閉の症状が出ていたが、この時期を過ぎると楽になるので経過をみていた。本年2 月にこれら症状が悪化し、眼もかゆくなったため、病院を受診し、ビラスチン錠とエピナスチン塩酸塩点眼液が処方され、処方箋をもって来局した。この患者の病態として、考えられるのはどれか。2つ選べ。
- (1)鼻粘膜でⅡ型アレルギー反応が起こっている。
- (2)ハウスダストやダニが原因である。
- (3)鼻内所見で鼻粘膜に発赤がみられる。
- (4)気管支ぜん息を合併しやすい。
- (5)抗原飛散数の増加により症状が増悪する。
正答 (3)(5)
正答は (3)と(5)。2〜4月に毎年症状が出る季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)で、鼻粘膜が赤く腫れ、花粉が多く飛ぶと症状が悪くなります。
毎年同じ時期に、くしゃみ・水様の鼻水・鼻づまりと眼のかゆみが出る経過から、スギなどの花粉症と考えます。花粉症では鼻粘膜が赤く腫れることが多く、飛ぶ花粉の量が多いほど症状が強くなります。
【ほかの選択肢】
(1) IgE と肥満細胞によるⅠ型アレルギー 誤り
(2) ハウスダストやダニは1年中症状が出る通年性の鼻炎の原因 誤り
(4) 気管支ぜん息を合併しやすいのはダニなどによる通年性の鼻炎 誤り
出典:第106回 薬剤師国家試験 問294(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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